●本授業の目的およびねらい
本授業は、学術的な英文に関する基礎的なリーディング能力とライティング能力の養成を目的とする。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるパラグラフの構造に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語表現を多く習得する。
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●履修条件あるいは関連する科目等
なし
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●授業内容
高校までの学習で基礎的な語彙や文型はクリアーしているはずである。現在の基礎力の上に中上級へ繋がる語彙や表現を加えて行く,クラス内では英語のテキストの聴解を行い,聴解力を養っていく。そして,ある程度のまとまった内容の意見を表現できるよう,ペアーを組んでコミュニケーションを行う。教師とのQ-Aなどを通して,口頭での英語表現に慣れていく。そして,最終的には短いスピーチやディスカッションにも挑戦したい。
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●成績評価の方法
対面授業の成績(80%;3回の単元末テストで60%,授業参加20%)ぎゅっとe消化率(20%)
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●教科書
Yukio Seya,Masahiro Tsukimaro,Nishimura Seiko,Hirai Yoshihiro,James Goddard(2009)The Wonders of Medicine
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●参考書
授業で適時,紹介する。
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習として、英語(基礎)用「ぎゅっとe」リーディングおよび英語(基礎)用「ぎゅっとe」リスニングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。
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