●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:韓流ドラマから「パッチギ」まで〜日韓比較文化論のすすめ〜 日本人にとって、韓国は「似ている」ようでどこかが「違う」、ちょっと気になる国であ る。この授業では、日本人が韓国の社会や文化のどこに違和感を抱くのかを吟味し、韓国 という<鏡>に映った日本人の自画像を議論していく。また、日本と韓国(朝鮮半島)と の歴史的な深い関係ついても理解を深め、日本を東アジア漢文化圏のなかに位置付ける、 広い視野を獲得するのがこの授業のねらいである。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。
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●授業内容
韓国を題材にしたドキュメンタリーや教養番組、ドラマのワンシーンなど、映像資料を 多用する。感想を言い合い、積極的に議論に参加すること。
(学習内容) 1.日本人の韓国体験記を読む 2.激しい受験戦争と母の祈り 3.子どもと向き合う韓国の父親 4.現代に生きる儒教精神 5.占いと巫俗信仰 6.食に見る伝統と変容 7.映画「パッチギ」を見る 8.在日コリアンと日本社会
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●成績評価の方法
出席状況、授業アンケート、期末レポートの内容を総合的に判断する。
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●教科書
特になし。
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●参考書
特に指定しないが,図書館の書籍,インターネット,新聞など幅広く参照することを 前提としている。
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●注意事項
30分以上の遅刻は欠席とみなす。
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