●本授業の目的およびねらい
本授業は,わが国(国やNPO)が取り組んでいる国際保健協力の実情についての調査を通じて,国際保健協力への理解を深めるとともに,自分たちでできる国際保健協力のプラン(仮想事業)について検討を行うことを目的とする。 この授業を通じて,さまざまな活動・事業についての情報収集の方法,情報の整理と評価,プレゼンテーション技法について学習するとともに,グループワークを通じたプロジェクトの検討作業とリーダーシップのあり方について経験する。
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●履修条件あるいは関連する科目等
国際保健協力に関心があること。
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●授業内容
下記の4つのテーマにそって,授業を展開していく。 なお,NPO法人の訪問については,通常授業時間外(土日祝祭日等)に設定される可能性があるので,順序に前後が生じる場合がある。
テーマ1:わが国の国際保健協力の実情について 1. 情報収集(1)・・・ネット検索による(余裕があれば,諸外国の国際保健協力についても調べる) 2. 同 (2)・・・文献検索による 3. 収集した情報の整理(1) 4. 収集した情報の整理(2) テーマ2:わが国のNPOによる国際保健協力の実情について 1. 情報収集・・・ネット検索による 2. 収集した情報の整理 3. NPO法人の訪問のための連絡,調整 4. NPO法人の訪問(日程は別途調整)・・・半日程度を予定(それ以上の時間となる可能性もある) 5. 当該NPO法人の活動のまとめ テーマ3:プレゼンテーション 1. テーマ1および2のプレゼンテーション資料の作成 2. テーマ1および2のプレゼンテーション テーマ4:グループワーク 1. 私たちにできる国際保健協力について(ディスカッション1) 2. 私たちにできる国際保健協力について(ディスカッション2) 3. グループワークの成果発表
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●成績評価の方法
授業への参加態度,資料のまとめと等の作業への参加度,プレゼンテーションの内容,グループワークへの参加度について,各25点。欠席については,1日につき10点の減点とする。遅刻については,その程度に応じて減点する。
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●教科書
とくになし
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●参考書
日本国際保健医療学会:国際保健医療学第2版(杏林書院,2005)
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●注意事項
選定したNPO法人の訪問は,通常授業時間外の土日祝祭日等に実施する場合がある。日程は,別途調整。 また,この訪問の際に交通費等(愛知県内を予定)が発生するが,自己負担となる。
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