2011年度 シラバス情報詳細

●科目区分
開放科目

●科目名
日本文化学講義
●主担当教員名
齋藤 文俊

●単位数
2単位

●開講時期
後期
火・5
●対象学部
全学部(文学部を除く)



●本授業の目的およびねらい

みなさんは、友だちから「宿屋と旅館とホテル、どうちがうの?」と質問をされたら、ど
のように答えますか? そんな日本語に関する素朴な疑問に答えられるようになってくだ
さい。

●履修条件あるいは関連する科目等

このクラスは基本的に留学生むけであり、講義もやさしい日本語でおこなう。
受講者は日本語能力試験2級合格ないしは、それと同等の日本語能力を有するものとする
また、もちろん日本人学生の受講も歓迎する。

●授業内容

日本言語文化のいろいろな問題、とくに後期は日本語の語彙(単語)に関する下記のよう
な問題について、出席者といっしょに考えていく。

1.「昨日頭を切ってきたよ」「昨日頭をカットしてきたよ」は言えるのに、
  「昨日頭を切断してきたよ」だと不気味になってしまうのはなぜ?
2.「今日は11月3日、祝日でちょうど日曜日にあたります」の中の5個の「日」、
   なんでみんな読み方が違うの?
3.「見上げてごらん、星がギラギラまたたいているよ」
   はなぜロマンチックじゃないの?
4.「ホーカにケッタマシンで郵便局行ったら、どえりゃあ疲れてまった」
   ってどんな意味?

一方的な講義だけではなく、クラス討論、レポート、グループ発表のさまざまな形式をと
るので、積極的に講義に参加してほしい。

●成績評価の方法

出席(30%)、授業への貢献度(30%)、レポート(40%)

●教科書

適宜プリントを配布する。

●参考書

講義中に紹介していく。

●注意事項

授業中、積極的に発言するために、日頃から、目にする・耳にする日本語に注意していて
ください。マンガ・広告・看板など、あらゆるところに面白い表現があるはずです。


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