●本授業の目的およびねらい
私たちは日常的に様々なジャンルの音楽に接している。現代のいろいろな音楽シーンを取り上げ、古代ギリシャ・ローマの時代から人々が紡ぎ続けてきた音楽の営みの中に類似のものを見出すことにより、「心地良い音楽との関わり」が古代から現代にまで続いていることを理解する。 また、音楽がそれに接する人々の社会や地域、世代や環境など様々な事柄を反映していることを学び、背景を知ることにより音楽をより深く味わい楽しめることを会得する。
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●履修条件あるいは関連する科目等
関連する科目:現代芸術論、芸術と人間精神、表象芸術論など
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●授業内容
毎回、人々の心地良い音楽との関わりについて古代から時代を追って学ぶとともに、 以下のようなテーマについて考察する。 適宜音楽を聴いたり歌ったりして音楽の響きを体感する。 ・クラス合唱 ・現代音楽とルネサンスの音楽 ・J-POPとバロック音楽(和声の話) ・ゴスペルと日本の音楽(音階の話) ・ラップとオペラ(レチタティーヴォとアリア・合唱) ・楽譜(記譜法の話) ・教会暦と西洋音楽 ・カラオケ(演奏・鑑賞の場の話) ・合図としての音楽(政治や宣伝なども) ・野球の応援歌とわらべうた ・子守歌の多面性 ・過去の音楽の再現(楽譜の筆写、印刷、音楽の録音)
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●成績評価の方法
出席(40%)、 毎回提出の小レポート(20%)、 期末レポート(40%)
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●教科書
必要に応じプリントを配布する。
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●参考書
授業中に適宜紹介する。
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●注意事項
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