●本授業の目的およびねらい
高度情報化社会である現代では、いかなる分野、いかなる立場に身を置く者にとっても 先端技術と社会福祉の一分野である現代医学と医療についての情報と見識をもつことが求 められる。 講師は、本学医学部附属病院において第一線の臨床と研究の場に立つ医師たちであり、 講義内容はそれぞれの専門分野についての最新の情報から成っているが、それぞれの領域 の各論についての情報のみならず、その背景にある現代医学と医療の構造を読み取り、社 会学的な視点を養うことを目的とする。
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●履修条件あるいは関連する科目等
文系理系を問わず、本テーマとその背景にある社会事象に興味があること。問題意識をも って主体的に参加することでより大きな収穫が期待できる。 関連科目「現代医療と生命科学」
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●授業内容
各講義のタイトル(予定)は以下のとおり(順不同)
・ 高齢化社会と排尿 ・ 腎・尿路内視鏡手術 ・ 腎・尿路の再生 ・ 消化器疾患の低侵襲手術 ・ がんの発生と診療 ・ 肝胆膵疾患の外科 ・ 消化器癌の外科診療 ・ 皮膚バリア障害とアトピー性疾患 ・ ヘルペスウイルス感染症 ・ 皮膚癌について ・ 癌と外科医 ・ ホルモンと病気 ・ 臓器移植医療とその社会学
予習のための文献は特に定めないが、各自が問題意識をもって積極的に質問・意見など の形で参加することが望ましい。 講義によってはinteractiveな参加型で行う。
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●成績評価の方法
出席とレポートにより行う。
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●教科書
使用しない。 講義によっては、資料を配付する。
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●参考書
希望により、適宜授業で紹介する。
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●注意事項
配付資料の著作権を侵害しないように注意。 時にinteractiveに授業を進めるため、私語・居眠りは厳禁。
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