●本授業の目的およびねらい
本講義では、臨床心理学による心の理解について体験学習を交えて自己理解を深めながら学ぶことを第一の目的とする。また現代に生きる子どもの心の健康とその援助について、理解を深めることを第二の目的とする。本講義を通して受講学生の皆さんが自分自身の心に関心を持つことと、子どもの心の健康支援について考える機会となることをねらいとしている。
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●履修条件あるいは関連する科目等
本テーマに関心があること、問題意識をもって主体的に受講できること。毎回小レポート を課題とし、受講態度と小レポートを評価の中心とします。心に関心のある方、自らの心について考える機会としたい方で積極的に受講する意欲のある方を対象とします。
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●授業内容
1.心理学における臨床心理学の位置づけ:臨床心理学では心をどのように捉えるのか 2.〜4.人間の心に対する臨床心理学的接近の方法:アプローチの具体的方法を体験しながら学ぶ 5.〜8.現代の日本に生きる子どもの心理学的特徴:臨床心理学的視点による現代の子ども理解 9.〜12.臨床心理学的援助の対象となる子どもたち:臨床心理学による子どもの心の 健康への貢献 13.臨床心理学的援助の方法 14.臨床心理学の貢献と課題 15.総括
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●成績評価の方法
平常点(受講態度および毎回の小レポート)60 % 最終課題 40%
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●教科書
使用しない。
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●参考書
その都度紹介する。
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●注意事項
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