物質は原子や分子からできているが、それが人間や自然に役立つ状態になったものを「材 料」と呼んでいる。私たちの生活を支える形あるものは、すべてその材料を素材として創 造されたものである。身の回りの製品がどのような材料で、どのような組織、構造で、ど うやって作られているのでしょうか。 この授業科目では人間の社会が利用している材料について、材料をつくる、形作る、機能 をつくるという観点から、材料を科学し、人間の知恵を解き明かす。
特になし。
臼倉治郎 「生体機能材料」 1.生体組織の構造と反応 2.生体適合性材料の設計 3.人工臓器と移植、再生医療 何がどう違うか。 金武直幸 「各種材料の組織と特性」 4.軽量化に求められる材料。 5.複合材料の特性と製造法。 6.ポーラス材料の特性と製造法。 市野良一 「金属材料の劣化と防止」 7.金属材料の劣化はどうして起こる? 8.なぜさびるのか(化学的劣化) 9.なぜ破損するのか(機械的劣化)
試験およびレポートによる評価
使用しない。必要に応じてプリントを配布する。