●本授業の目的およびねらい
スポーツ・運動理論は世界水準の身体運動発揮現場から導き出されている。本講義では様
々な競技の構造に焦点を絞り、近年明らかにされてきた身体動作および
心理面特性・ゲーム局面を理解し、青年期における存続可能(サステイナブル)な身体運
動・行動心理の可能
性を探る。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特に必要とする履修要件なし
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●授業内容
―スポーツにおける「情報戦略」:集団球技スポーツの情報科学支援活動
―トレーニングの基礎理論「フィジカルフィットネス」:瞬発系運動
―体幹部位(コア)の重要性:姿勢・平衡感覚
―早く走るコツ:短距離ランニングのメカニズム
―ジャンプ系トレーニング
―ボールと用具の共応動作:「打つ」知覚判断構造
―「泳ぐ」:水中における運動動作・感覚
―身体発育を阻害する薬物・ドーピング
―競技力を支援する「栄養摂取」持久的運動
―競技の社会学:越境する(ノマド)競技者の存立事由
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●成績評価の方法
授業中のレポート(毎回200字程度)50%、試験あるいはレポート50%で評価する
が、講義への受講意欲・態度も重視する。
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●教科書
授業中に適宜、指示する
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●参考書
佐々木康著、『英国ラグビーとクラブ組織』(創文企画)
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●注意事項
特になし
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