2010年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化U

●科目名
中級ドイツ語1
●主担当教員名
大橋 聰

●単位数
2単位

●開講時期
V 期
金・2
●対象学部
文学部
経済学部
情報文化学部(社会)



●本授業の目的およびねらい
この授業は初級文法をすでに習得した学生を対象とし、ライプツィヒ・ザルツブルク・ 

ドレスデン・ウィーンといった音楽で有名な都市とその地とゆかりの深い音楽家に関す 

る文章を講読する。受講者はそれにより、新聞や雑誌などを読む際に必要な語彙力・読 

解力・中級文法の修得を目指す。またそれとともに、「音楽」を通してドイツの諸都市 

やその歴史・現状への理解を深めることも目標とする。               

                                        

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
特になし                                    

                                        

                                        


●授業内容
下記の教科書を使って、授業2回につき1章のペースで以下の文章について読み進める。

また、各章には文法を扱った練習問題などもあるので、それにも取り組む。教科書以外に

はドイツの歌や詩などもいくつか読む予定である。                 

1)1章:ミュンヘンとラッソ                          

  文法事項:動詞の3基本形、過去人称変化                   

2)2章:ライプツィヒとバッハ                         

  文法事項:動詞の現在人称変化                        

3)3章:ベルリン・ポツダムとベルリン派・フリードリヒ大王           

  文法事項:冠詞と名詞の格変化、前置詞                    

4)4章:ザルツブルクとモーツァルト                      

  文法事項:受動態、人称代名詞                        

5)5章:ドレスデンとロマン派・ヴェーバー                   

  文法事項:現在完了形、話法の助動詞                     

6)6章:デュッセルドルフとシューマン・メンデルスゾーン            

  文法事項:疑問詞、定冠詞類、不定冠詞類                   

7)9章:ウィーンとマーラー・第2ウィーン派                  

  文法事項:従属接続詞                            

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
定期試験(70%)、出席状況・課題提出などの平常点(30%)          

                                        

                                        



●教科書
Kirsten Beisswenger                     

山路朝彦「ドイツ語圏音楽都市めぐり」(白水社)                 

                                        


●参考書
1)中島悠爾・平尾浩三・朝倉巧「必携ドイツ文法総まとめ −改訂版−」(白水社) 

*コンパクトで文法事項を調べるのに便利。                    

2)NHKのテレビやラジオによるドイツ語講座                  

*ネイティブの発音に触れることができる。                    


●注意事項
授業で読む箇所を必ず予習してくること。                     

また、小テストも頻繁に行う予定なので、欠席には要注意。             

                                        

                                        



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