2010年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化T

●科目名
英語(上級)
●主担当教員名
長畑 明利

●単位数
2単位

●開講時期
V 期
水・3
●対象学部
法学部



●本授業の目的およびねらい
学会や社会で求められるプレゼンテーションを行えるよう、リーディング・スピーキング

・リスニング・ライティングの各能力を高め、また4技能の統合を目指すことを目的とす

る。研究拠点大学たる名古屋大学の学生に相応しい学術英語を使いこなす能力を、実際の

運用を前提とした学習活動を通して養う。自分の考えをその根拠とともにいかに説得力あ

る論理的な英文に組み立てるかというこれまで英語(基礎)・(中級)で養った知識・技

能と、英語(コミュニケーション)で培ったコミュニケーション能力に加え、プレゼンテ

ーションに必要な知識や技能を習得し、学術英語を使いこなす能力を更に発展させる。 


●履修条件あるいは関連する科目等
学習に対する意欲。向上心。基礎的な文法力。社会的関心。「英語(基礎)」、「英語 

(中級)」、「英語(コミュニケーション)」の単位を取得していることを前提として 

授業を行う。                                  


●授業内容
英語によるプレゼンテーションの方法を学び、その実践練習を行う授業。最初の6回も 

しくは7回は、教科書に従い、プレゼンテーションの仕方を学ぶ。(1週1ユニットを 

消化する予定。)それ以後は、英字新聞の記事などを課題とし、その内容についての論 

評を実際にプレゼンテーションしてもらう。                    

                                        

後半の授業は次のような形で行う予定。                      

・まず担当者(あらかじめ指定しておく)が課題の英文の要約を行う。        

・次に、発表担当者以外の学生全員が口頭で課題の英文について意見を述べる。    

・次に、3名程度の学生(あらかじめ指定しておく)が課題の英文(もしくはその内  

容に関連するトピック)についての論評をプレゼンテーションする。論評は単なる感  

想ではなく、課題の英文を手がかりに、自分で行った何らかの調査の結果報告、ある  

いは、課題の英文が示す見解に対する反論、課題の英文で示された事柄の別の文脈に  

おける例の紹介、などが望まれる。担当者は原稿を用意し、それを暗記して(もしく  

は、原稿をちらりちらりと見ながら)話してもよいが、原稿を棒読みしてはいけない  

。受講者の人数によっては、発表を2名もしくは3名のグループで行う場合もある。  

・最後に、課題に関係する問いについて、200〜300単語程度の英文(パラグラ  

フもしくはエッセイ)を書いて提出してもらう(全員)。              

・授業冒頭に、課題の英文についての内容理解のテストを行う場合あり。       

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
eラーニング20%、検定試験30%、作文10%、小テスト10%、発表10%、  

定期試験20%、積極性(ボーナス)の予定。                   

                                        



●教科書
Steven Gershon, Present Yourself 2 Viewpoints (Cambridge UP)                    

                                                                                

                                                                                


●参考書
必要があれば、授業HPにて、また、授業中に教室で紹介する。           

                                        

                                        

                                        


●注意事項
対面授業に加え、課外学習として電子教材を課し、その消化率と、当該教材に関連する試

験の成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。              

                                        

                                        



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