●本授業の目的およびねらい
学会や社会で求められるプレゼンテーションを行えるよう、リーディング・スピーキング
・リスニング・ライティングの各能力を高め、また4技能の統合を目指すことを目的とす
る。研究拠点大学たる名古屋大学の学生に相応しい学術英語を使いこなす能力を、実際の
運用を前提とした学習活動を通して養う。自分の考えをその根拠とともにいかに説得力あ
る論理的な英文に組み立てるかというこれまで英語(基礎)・(中級)で養った知識・技
能と、英語(コミュニケーション)で培ったコミュニケーション能力に加え、プレゼンテ
ーションに必要な知識や技能を習得し、学術英語を使いこなす能力を更に発展させる。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。
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●授業内容
中級レベルの英語文章を読むことにより、1年次で修得した英語知識の再確認をするとと
もに、専門課程で英語文献を読むために必要な英語能力を養う。さらには、発音の矯正を
厳しく行い、日本語アクセントからの脱却を目指す。テキストは社会・文化・生活に関す
る英国現代の有様を描いたエッセイ集である。伝統の国といわれる英国がグローバル化の
波の中でいかにそのアイデンティティーを保とうとしているか、或いは、どのように変化
しているかを読者は知ることになる。授業において受講者は英語テキストを読み、章ごと
の設問に答えると共に、英国の文化・スポーツ・歴史・自然など、興味をいだくテーマを
選び、プレゼンテーションを行うことになる。1.導入(授業の目標と内容), 2.D
avid Beckham, 3.J.K.Rowling, 4.Prince Wi
lliam, 5.The National Trust, 6.Mancheste
r, 7.Britain‘s Waterways, 8.Stonehenge,
9.Edinburgh, 10.Relations with Europe, 1
1.Food and Drink, 12.Growing Old, 13.Lon
don Theatre, 14.The Olympics, 15.総括。
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●成績評価の方法
クラスでの発表内容・貢献度(30%)、出席・受講態度(10%)、期末試験(40%
)。
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●教科書
J.H.Randle & A.Mukuhira, Britain in a Ch
anging World(Seibido)
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●参考書
参考書ではないが、英英辞典を使用することを薦める。Oxford Advance
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習として電子教材を課し、その消化率と、当該教材に関連する試
験の成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。
授業参考HP:http://www.bbc.co.uk/
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