2010年度 シラバス情報詳細

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーB
●主担当教員名
河出 清

●単位数
2単位

●開講時期
U 期
木・5
●対象学部
文系学部
情報文化学部(自然)
理学部
農学部
工学部
(U系・V系・W系)



●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:将来から現在を考える                     

 課題を自由に決めます。調べ学習からの脱皮。自分は将来どうありたいか・何をしたい

か,将来から現在を考えて調べます。結論ならびに将来展望とその課題を明らかにして,

知的共有財産を目指します。共同学習を通して,大学・社会で通用する課題発見・遂行能

力向上を目指します。                              

 インターネット・新聞・本等に溢れるばかりの情報があります。確かな知識の獲得,的

確な判断,口頭発表・コミュニケーション能力の向上の機会とします。        


●履修条件あるいは関連する科目等
知りたいこと・理解を深めたいことのある人を期待しています。学部は問いません。セミ

ナーAとBは独立しています。AまたはBだけ,あるいはAとBの受講もOKです。  

                                        


●授業内容
 自分で決めたテーマを調べ,意見交換・相互啓発を通じて,より深い理解を目指します

。パワーポイントを用いた発表スキルを学びます。                 

1.自己紹介を行い,自分の関心事を述べます。                  

2.受講生自身により,調べたい課題を決めます。                 

3.グループあるいは個人で,そのテーマを調査・考察し,全体討論します。文理融合 

 セミナーの特色を生かし,他分野の人とサブグループを作ります。         

4.パワーポイントを用いて,予備発表,中間発表,最終発表を行います。      

5.全体のまとめ及び今後の展望を行います。                   

◎テーマは各自で自由に決めます。以下はこれまでの,あるいは魅力あるテーマ例です 

 が,これらに関係なく決めてください。                     

*幸せな社会を作る方法 〜確率的思考が幸せを運ぶ〜               

*他学年との交流の重要性 〜子供会の果たす役割〜                

*新エネルギー(太陽光,風力,バイオマス,廃棄物発電など)への期待と課題    

*近未来の車社会(カーシェアリング,ハイブリッドカー,燃料電池車)       

*選択制への移行へ 〜裁判員制度充実のために〜                 

*学級担任の複数制そして少人数制へ 〜生徒指導の充実に向けて〜         

*韓国の受験制度の課題と将来展望(韓国留学生)                 

*経済力とアルコール濃度の反比例関係                      

*CDと有料配信 〜音楽産業の発展のために〜                  

*中国の原子力発電所設置場所の検討と候補地の提案(中国留学生)         

*仏像は変わっていく〜古代から現代の仏像〜                   

*科学と数学を英語で学ぶ学校教育の課題と展望(マレーシア留学生)        

*ゼロ成長の江戸時代の生活を環境問題の視点から考える              

*ゴミ減量,リサイクル,リユースに向けた世界と日本各地の試み          

                                        


●成績評価の方法
 意欲・努力,討論への参加,発表能力・内容,感想文・レポート(各25点)    

                                        

                                        



●教科書
 特にはありません。受講生自身でテーマに関連した資料をインターネット等で検索しま

す。本を1冊は読みたい。必要な資料は適宜配布します。              

                                        


●参考書
「環境危機をあおってはいけない」ビョルン・ボルグ著山形訳,文芸春秋社      

「使える!経済学の考え方」小島寛之,ちくま 「豊かさの条件」暉峻淑子,岩波新書 

「いじめの構造」内藤朝雄,講談社現代新書など。                 

                                        


●注意事項
・メールの使い方・携帯電話への転送方法,インターネットの操作方法,パワーポイン 

 トによる効果的口頭発表,等については教員・TAがサポートします。       

・発表内容はホームページ上で原則公開します。使用した参考文献等の出典を明示する 

 など,著作権に十分配慮してください。                     



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