2010年度 シラバス情報詳細

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーB
●主担当教員名
森泉 純

●単位数
2単位

●開講時期
U 期
木・5
●対象学部
文系学部
情報文化学部(自然)
理学部
農学部
工学部
(U系・V系・W系)



●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ「地球温暖化対策の虚と実」                   

 (旧テーマ「21世紀の環境調和型社会について考える」)            


現代社会が直面する様々な問題のなかでも、特にこれからの社会・経済・産業の方向性


左右するまでに広く周知された地球温暖化問題への対応策について議論する。一方的な

主張に流されることなく学生各人が問題の多面性を認識し、自分の意見を持ちつつ、  

異なる意見の存在を認めた上で議論する力の修得をねらいとする。          

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
文系理系を問わない。                              

各自の得意を生かして問題を設定、分析し、主体的に議論に参加する。他の学生の分析 

・意見を取り入れることで各自の見識を醸成する。                 


●授業内容
地球温暖化問題への対応策として議論あるいは実施されている方策について、科学的な正

当性、経済的合理性、社会的な受容可能性、の観点で問題を整理し、推進(賛成)、反対

、中立の意見とその根拠を分析する。講義では下記の内容を行う。          

                                        

1.オリエンテーション                             

 講義の進め方の説明とグループ分け                       

2.情報収集の手引き                              

 図書の検索、インターネット利用                        

 出典の明示と信頼性の吟味について                       

3.プレゼンテーション技術                           

 問題の背景、議論の基礎となる基礎知識、賛成論者/反対論者/中立の論理、グループ

 の結論のまとめ方                               

4.グループ活動1                               

 テーマ選択、情報収集、議論                          

5.中間発表                                  

 他グループとの質疑応答                            

6.グループ活動2                               

 中間発表の質問・議論を踏まえて情報収集、議論                 

7.最終発表                                  

 中間発表の質問への回答、踏まえた議論と結論                  

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
出席(1/3)、発表とレポート(1/3)、議論への意欲的な参加(1/3)。   

                                        

                                        



●教科書
なし                                      

                                        

                                        


●参考書
適宜紹介。                                   

                                        

                                        

                                        


●注意事項
講義時間をグループ内や受講生間の議論の場とするので、無断欠席をしないこと。   

講義時間以外でも各自で情報交換、議論することを期待する。            

                                        

                                        



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