2010年度 シラバス情報詳細

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーB
●主担当教員名
鶴田 和美

●単位数
2単位

●開講時期
U 期
火・4
●対象学部
文学部
教育学部
法学部
経済学部



●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:人の育ち・学び・教育を心理学の視点から理解する。       

皆さんは大学生になるまでに、どんなことを体験し、感じ、成長してきただろうか。そし

て、そのことをどのように人に話し、理解されてきただろうか。このセミナーでは、カウ

ンセリングの体験学習を通して、人の話を聞く方法について学習する。人間関係の基本は

、自分と相手との言葉のやりとりにある。私たちはどのような言葉をやりとりしたらよい

だろうか。相手が心を開いてくれる聞き方はあるのだろうか。相手の話をしっかりと聞く

には、どうしたらよいだろうか。このような問いへの答を探す作業を行いたい。    


●履修条件あるいは関連する科目等
心理学関係の科目を並行して履修することが望ましい。               

                                        

                                        


●授業内容
以下の進め方に沿って、人の話を聞く方法について学習する。            

日程の詳細は、初回にオリエンテーションを行う。                 

                                        

(1)友人との会話、インタビューの話し手と聞き手、簡単な相談など、人の話を聞く場

面のロールプレイ(役割演技)を行う。                      

(2)それを録音し、すべてのやりとりを文字に直した記録を作る。その記録を素材とし

て発表し、人の話の聞き方、人の心の世界を理解する方法について、全員で討議する。 

(3)カウンセリングの方法について学習し、人の話を聞く方法、日常生活を豊かにする

方法について検討する。                             

(4)青年期の課題と悩みについて、討議する。                  

(5)人の話を聞く方法について、各自がレポートをまとめる。発表時の討議に基づいて

「話の聞き方」「カウンセリングのコツ」という本の一部を書くようなつもりでまとめる

。                                       

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
会話実習の報告、レポート、授業への関与度を総合的に評価する。          

                                        

                                        



●教科書
特に指定しない。                                

                                        

                                        


●参考書
カウンセリング、臨床心理学関係の入門書。特に指定しない。            

                                        

                                        

                                        


●注意事項
実習、討議中心のため、活発に参加されることを期待します。            

                                        

                                        

                                        



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