2010年度 シラバス情報詳細

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
山田 正太郎

●単位数
2単位

●開講時期
T 期
金・5
●対象学部
情報文化学部(自然)
理学部
農学部
工学部
(T・U・W・X系)



●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:充実した大学生活を送るために                 

[授業内容]欄に掲げる3つのテーマに対し、各人が調査内容や意見を発表することで、

自らの専攻分野の魅力について認識し、大学生活における学習・研究意欲を高めることを

目標とします。また、受講者が他分野に跨るという機会を活かし、他のメンバーの発表を

聞いたり、意見交換を行ったりすることで、他分野の内容や魅力について知ると共に、広

い知的好奇心を養います。自らの発表やメンバーとの交流には、自分の意見を表現したり

、他者の意見を理解したりする能力を養うという目的もあります。          


●履修条件あるいは関連する科目等
講義に積極的に参加することで、大学生活を充実したものにしたいと思っていること。 

                                        

                                        


●授業内容
1.「講義の趣旨と進め方の説明および自己紹介」                 

  上記に加え、パワーポイントの使い方や、発表上の注意点などについて説明します。

2.「テーマI:自分史を語る」                         

 自分の生い立ちから現在に至るまでをエピソードと自己分析を交えて語ってもらいます

。自分のことを話すことで、まずはセミナー形式の授業に慣れてもらいます。また、発表

では必ずなぜ自分が現在の専攻分野を選んだのか説明してもらいます。そうすることで、

入学時の自分の気持ちについて認識します。また、聞いている側は、ゼミのメンバーにつ

いてよく知ると共に、他のメンバーのことを知ることで逆に自分を見つめ直します。  

3.「テーマII:自らの専攻分野について語る」                 

 自分の専攻分野について調べた上で、自らの専攻分野の魅力や重要性をアピールしても

らいます。発表内容には、必ず専攻分野のカリキュラムについて盛り込むと共に、各講義

の相互関係や位置付けについても説明してもらいます。この説明を通して、自らの専攻分

野がどのような小分野を抱えているか把握すると共に、4年間全体を見通すことで基礎教

養科目と専門科目の関連性についても考えてもらいます。加えて、発表には自らの専攻分

野における最新の研究について調べた結果についても盛り込んでもらいます。この調査を

通して、自らの専攻分野の中に面白さを発見することを狙います。聞いている側は、他分

野について知ることで広い知的好奇心を養うことを目指します。           

4.「テーマIII:現時点での自分の将来像について語る」            

 自分の専攻分野(学科)の進路(主な就職先など)について調べた内容について説明し

てもらうと共に、現時点で描く自分の将来像について語ってもらいます。入学後の早い時

期に自分の進路について考えることで、大学生活における学習意欲を高めることを狙いま

す。また、仲間の将来像について聞くことで、多様な価値観があることを知ります。  

5.「総括」                                  

 総括として、大学で学習したり研究したりする意義について全員で議論します。   

(各テーマについて1人1回発表を行います。1回の講義につき3名が発表します。) 


●成績評価の方法
発表:75%(=25%/回×3回)                       

討議:25%                                  

                                        



●教科書
特になし                                    

                                        

                                        


●参考書
特になし                                    

                                        

                                        

                                        


●注意事項
無断欠席・遅刻はしないように。事情がある場合は事前に連絡すること。       

自分の発表に対する準備には最善を尽くすこと。                  

                                        

                                        



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