2010年度 シラバス情報詳細

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
加藤 剛志

●単位数
2単位

●開講時期
T 期
金・5
●対象学部
情報文化学部(自然)
理学部
農学部
工学部
(T・U・W・X系)



●本授業の目的およびねらい
「セミナーのテーマ:パソコンを分解して未来を考える」              

パソコンは皆さんの生活にかかせない道具となっています.パソコン自体はブラックボッ

クス化して,その中身を知らなくても使うことはできますが,その中身について調べると

様々な先端材料,先端技術が利用されていることが分かります.また,この先端材料,技

術に至った経緯についても調査することで,資源小国である日本が世界でどのように役立

ってきたかを知ることができます.これらの調査から,今後日本が世界で重要な役割を果

たすために何が必要かを考えてもらいたいと思います.               


●履修条件あるいは関連する科目等
特にありませんが,パソコンなどを分解してみたいと思う人,電子デバイスに興味がある

人                                       

を歓迎します.                                 


●授業内容
 まず,対象となるパソコンを分解し,その中で利用されている電子部品について興味が

あるものを選定します.この興味にもとづいて各2名のグループを作り,グループごとそ

の電子部品について利用されている先端材料,先端技術についてインターネットや文献で

調べます.先端材料については,その構成元素についても調べ,何故その元素が必要であ

ったかも調査します.先端技術については,その技術とそれに至った経緯も調べます.調

査結果をグループ単位で発表スライドにまとめ発表し,資源小国である日本が今後も世界

で重要な役割を果たすために何が必要かなどについて他グループとディスカッションしま

す.                                      

 セミナーの進め方は以下のようになります.                   

1.教員,TA,受講者の自己紹介                        

2.パソコンの解体と調査対象とする電子部品の選定・グループ分け         

3.電子部品の役割,利用されている技術等の調査                 

4.調査結果中間発表                              

5.中間発表で生じた疑問点について更に詳細に調査                

6.最終発表会                                 

7.テーマについての総括と反省                         

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
出席,授業態度,調査報告,発表などを総合して評価する              

                                        

                                        



●教科書
特になし                                    

                                        

                                        


●参考書
特になし                                    

                                        

                                        

                                        


●注意事項
グループは少人数なので,自ら積極的に調査すること.参考元の情報をそのまま発表する

のではなく,自分の言葉にしてまとめること.                   

                                        

                                        



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