2010年度 シラバス情報詳細

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
蛭薙 観順

●単位数
2単位

●開講時期
T 期
木・5
●対象学部
文系学部
情報文化学部(自然)
理学部
農学部
工学部
(T系・U系・V系)



●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:サイエンス記事を楽しむ                    

 英文科学週刊誌の記事を教材にして、サイエンスに広く興味を持ち、サイエンスを楽し

む心を育むことをセミナーの第一の目的とします。また科学ジャーナリズムを体感する機

会ともなります。科学の成果が私たちの社会や日常生活、考え方に大きく影響している現

状から社会の科学理解度を高める必要が生じています。セミナーでは最新の記事から科学

を読み解き、楽しみ、科学と社会との繋がりを考えてみましょう。          

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
文系理系に関係なく本テーマに興味があること。特にサイエンスコミュニケーションに関

心を持つことが望ましい。                            

                                        


●授業内容
 セミナーでは国際科学週刊誌「ニューサイエンティスト」に掲載された最新の記事を主

な教材とします。「ニューサイエンティスト」誌の特徴は、「科学を伝えるのではなく、

科学の楽しさを伝えること」を目標にしている点です。               

 授業では、ゲノム、健康、進化、地球温暖化など幅広い内容の記事を各自選択してもら

います。記事は「ニューサイエンティスト」誌のジャーナリストによって、専門知識を持

たない読者でも理解できるように書かれていますが、若干英文になれることが必要でしょ

う。                                      

授業では、第一段階として短い記事をテキストとして全員で読み、毎回内容を発表し、討

論します。記事の科学的側面を理解し、易しく紹介することがポイントとなります。第二

段階では、カバーストリーでとりあげられたような内容について学習し、幅広い視点から

レポートを作成して、発表、討論します。科学を易しく理解するとともに、社会的側面か

ら批評することも必要となります。さらに、サイエンスコミュニケーションのスキルを身

に付けるきっかけとなることを期待します。                    

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
出席、プレゼンテーション、討論について総合的に評価               

                                        

                                        



●教科書
はじめよう!科学技術コミュニケーション(ナカニシ出版)             

科学ジャーナリズムの世界(化学同人)                      

                                        


●参考書
科学コミュニケーション論(東京大学出版界)                   

                                        

                                        

                                        


●注意事項
英文解釈のための辞書の携帯ガ望ましい。                     

                                        

                                        

                                        



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