2010年度 シラバス情報詳細

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
淡路 和則

●単位数
2単位

●開講時期
T 期
木・5
●対象学部
文系学部
情報文化学部(自然)
理学部
農学部
工学部
(T系・U系・V系)



●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:現代の「食」と「農」                     

私たちの食生活から農業生産やフードビジネスの現状を把握し、ライフスタイルの変化や

資源循環、環境といった課題に考察を広げて行くことを目的としています。そこでは社 

会科学的な分析を行い、議論をし、自分の考えを表現することを学びます。そのために、

統計の活用、文献の輪読に加えて、聞き取り調査等を実施してもらいます。セミナー全体

を通して「読む」「調べる」「表現する」の基礎的能力を身につけます。       

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
とくにありませんが、聞き取り調査を実施しますので、面識のない人と話をすることが耐

えられないほど苦痛な人は履修を避けた方がよいでしょう。             

                                        


●授業内容
大きくは、(1)統計による食生活の実態把握、(2)文献による食生活と農業について

の基本的理解、(3)聞き取り調査による情報収集と分析、(4)プレゼンテーション、

(5)討論、のパートに分かれます。                       

                                        

1 統計データを使って日本人の食生活をみる                   

2 文献購読(1):現代の食生活                        

3 文献購読(2):現代の農業                         

4 文献購読(3):持続可能な社会における食と農                

5 調査の計画と実際の進め方                          

6 調査の実施報告ととりまとめ                         

7 研究成果の発表                               

8 総合討論                                  

                                        

セミナーは、細かく書かれた筋書きにそって実施されるものではありません。集まったメ

ンバーの関心をもとに内容を詰めて行きます。                   

影のパートとして試食、試飲を行う予定です。実際に食べてみる、飲んでみることによっ

て得られる「実感」から現代の食を考えます。                   

                                        

(使用上の注意)                                

詳細なシラバスを書いて、その通りにセミナーを実行することに喜びを感じません。  

そんなことはキライな教師です。そのつもりでサッと目を通してください。      

旅のテーマがあっても旅程が謎の「ミステリーツアー」に似ているかもしれません。  

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
出席、準備状況、討論への参加、発表、レポートにより総合的に判断します。     

無断欠席は厳禁です。                              

                                        



●教科書
授業の中で連絡します。                             

                                        

                                        


●参考書
適宜紹介します。                                

                                        

                                        

                                        


●注意事項
無理のないように配慮はしますが、セミナーの時間外に調査をしたり視察に出かけたりす

ることもあります。                               

食べ比べ、飲み比べを行う予定です。好き嫌いがあると楽しみが半減します。     

                                        



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