2010年度 シラバス情報詳細

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
渡邉 豊英

●単位数
2単位

●開講時期
T 期
月・5
●対象学部
文系学部
情報文化学部(自然)
理学部
農学部
工学部
(T・V・W・X系)



●本授業の目的およびねらい
 本基本セミナーは現在社会の情報技術の一つに焦点を当て、身近な存在として情報技術

を認識し、理解することが目的である。今回は「暗号化技術」についてその考え方から、

暗号化の方法、活用事例までを話題にする。講義は学生間の発表方式を基本として進める

が、セミナーの導入である最初の数回には知識社会・情報化社会と呼ばれる今日の様につ

いて幅広い観点から情報技術全般を学び、主となる話題(暗号化)の意味を外観すること

により、理解促進を図る。身近な情報技術をその原理、意味、処理、活用などについて理

解することにより、情報と共生できる感覚を学ぶことが目的である。         


●履修条件あるいは関連する科目等
 参加するためにの前提知識は特に必要としない。今日の情報化社会・知識社会において

、情報技術(IT)の仕組みと活用に興味を有し、積極的に議論に参加する意思があれば

、大歓迎である。                                


●授業内容
 情報技術の適用状況を正しく理解し、真に私達人間生活を豊かにする情報化社会を構築

するための手法を討論しながら、自己の視野を深めることに授業の目的があり、自律的学

習意欲を高めたい。そのために、話を聞くだけではなく、自ら発表し、仲間と討議するな

ど、調査・検討・推察・思考を循環的に繰り返す形態で授業企画したい。授業の大まかな

スケジュールは以下のようである。                        

                                        

1. 講義内容のガイダンス、並びに自己紹介                   

2. 学習環境の説明、及びプレゼンテーション実施方法の説明           

3. 知識社会の情報処理技術                          

4. データ圧縮とデータ暗号                          

5. 発表(1−1)                              

6. 発表(1−2)                              

7. 発表(1−3)                              

8. 発表(1−4)                              

9. 発表(1−5)                              

10. 発表(1−6)                             

11. 発表(2−1)                             

12. 発表(2−2)                             

13. 発表(2−3)                             

14. 発表(2−4)                             

15. セミナーのまとめ、総合討論                       

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
 出席、スライドの内容、発表の内容、討論への参加などの状況を総合的に換算して評価

                                        

                                        



●教科書
「ウェブ時代の暗号 −ネットセキュリティの挑戦−」,熊谷直樹(著),ちくま新書6

96,700円                                 

                                        


●参考書
 特になし(沢山の書籍類が実際には販売されている)               

                                        

                                        

                                        


●注意事項
 知識の修得ではなく、自分の視点で考える態度を養うことが目的であることを理解して

参加してほしい。                                

                                        

                                        



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