マルクス、ケインズ、カレツキの流れを汲む政治経済学のアプローチにもとづいて、資

本主義経済の基礎理論、および現代資本主義の構造変化について解説する。現代の主流派

である新古典派経済学との相違点を明らかにしながら、資本主義経済の仕組みについて考

察を進めてゆく。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

関連科目：経済学Ａ、経済学Ｂ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　１．経済学とはどのような学問か　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　２．経済学の基礎概念（１）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　３．経済学の基礎概念（２）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　４．３つの資本主義観――新古典派・ケインズ派・マルクス派の見解（１）　　　　　

　５．３つの資本主義観――新古典派・ケインズ派・マルクス派の見解（２）　　　　　

　６．資本‐賃労働関係と資本主義的生産（１）　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　７．資本‐賃労働関係と資本主義的生産（２）　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　８．価値と価格（１）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　９．価値と価格（２）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１０．貨幣と信用（１）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１１．貨幣と信用（２）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１２．貨幣と信用（３）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１３．資本蓄積と国民所得決定の理論（１）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１４．資本蓄積と国民所得決定の理論（２）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１５．資本蓄積と国民所得決定の理論（３）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　期末試験により評価する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　宇仁宏幸・坂口明義・遠山弘徳・鍋島直樹『入門社会経済学――資本主義を理解する』

ナカニシヤ出版、を教科書として使用する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　参考文献については、講義中に指示する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　特になし。