●本授業の目的およびねらい
生物学実験は実習コースであり、顕微鏡観察を中心にして、できるだけ多くの
生物に触れながら、顕微鏡操作の基本と多様な生物像を実地に学ぶ。
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●履修条件あるいは関連する科目等
上記の目的を達成するため、多くの実験課題で正確な観察によるスケッチが求められ
る。受講生はこのことを、あらかじめよく承知すること。
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●授業内容
A.顕微鏡観察
顕微鏡の取扱い。気孔(ムラサキツユクサ);葉、茎、根(ムラサキツユクサ、
セイタカアワダチソウ等)の観察。車軸藻の原形質流動;ユスリカ唾液腺および
タマネギの根端細胞の染色体や細胞分裂の観察。その他原生動物、微生物の観察。
動物組織の観察。
B.光合成色素の分析
C.動物の解剖
実習は、季節,天候,受講者の数などを考慮し,A,B,Cを適宜組み合せておこなう。
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●成績評価の方法
出席を前提とし、受講態度と毎回提出するレポートの出来具合により総合的に判断する。
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●教科書
なし
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●参考書
なし
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●注意事項
実験の進め方、購入品(実験帖、ピンセット、製図用鉛筆)、その他注意・必要事項を
第一回目の授業時に説明するので、必ず出席すること。
全学教育科目実験「安全の手引」を熟読し、持参すること。
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