2009年度 シラバス情報詳細

●科目区分
理系基礎科目(理系)

●科目名
力学T
●主担当教員名
加藤 博和

●単位数
2単位

●開講時期
T 期
火・3
●対象学部
工学部T系
[3・4]



●本授業の目的およびねらい
現代科学技術において重要な基礎分野の一つであるニュートン力学、特に、力学で用いる

数学的手法と現実の物体を抽象化した質点の運動について学ぶ。本講義により、力学の基

本概念と手法について理解を深めるとともに、力学とその概念を応用した理工系分野を学

ぶための基礎学力を養う。                            

                                        

                                        

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
工学部の学生は力学IIとともに卒業要件として必修である             

                                        

                                        


●授業内容
1.基礎的概念:次元、速度ベクトルと加速度ベクトル、ニュートンの運動の3法則  

2.数学的準備:ベクトル演算、運動方程式と微分方程式              

3.質点の運動:直線運動、放物運動                       

4.保存力とポテンシャル:運動量、エネルギー、仕事               

5.振動:単振動、減衰振動、強制振動                      

6.万有引力                                  

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
試験(70%)およびレポート(毎回提出、30%)                

試験は、毎回演習問題をきっちり理解していれば解ける問題を出すように努める。   

                                        



●教科書
新物理学ライブラリ2 力学[新訂版] (阿部龍蔵著、サイエンス社)       

力学Iでは1−4章が対象。残りは力学IIで扱う。                

                                        


●参考書
適宜、自分の実力にあった演習問題を行うことを勧める               

                                        

                                        

                                        


●注意事項
「問題を解く力」「他者にとって分かりやすい解答の書き方」を身に付けることを念頭に

置き、演習を主体とする。毎回、演習問題の一部をレポートとして提出してもらうので、

A4レポート用紙を必ず持参すること。それ以外の用紙は一切受け付けない。一度でも提

出がない場合には単位は出さない。                        



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