2009年度 シラバス情報詳細

●科目区分
理系基礎科目(文系)

●科目名
生物学入門
●主担当教員名
近藤 滋

●単位数
2単位

●開講時期
T 期
月・4
●対象学部
文系学部



●本授業の目的およびねらい
 生物学を専攻していない学生を対象に、現代の生命科学研究について解説する。   

単に、研究の結果わかったことを羅列するのでなく、一般人が生命について疑問を持つこ

とや、不思議に思うことを出発点とし、その仕組みを解き明かしていくことで、履修者が

生命の神秘に触れられるようにしたい。                      

                                        

                                        

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
特になし                                    

                                        

                                        


●授業内容
前半8回分を近藤が、後半5回を溝口が担当する。                 

                                        

近藤担当分                                   

1〜2)生物とそれ以外を区別できるか?                     

3〜4)ロボットは人間になれるか?                       

5〜6)形で生物を見分ける?                          

7〜8)進化は生物に固有の現象か?                       

                                        

溝口担当分                                   

9〜13)身近な生命現象としての内分泌系                    

                                        

近藤担当分の初回に以下の質問に対する答えを用意してきてください。        

                                        

宇宙飛行士のあなたとロボットのスーパーアシモZ9号は、謎の星に着陸しました。  

宇宙船の外に出たら、あっという間にあなたとアシモは宇宙人に捕まってしまいました。

さあ、大変です。宇宙人は、生物だったら生かしておくが、ロボットだったら危険だから

壊してしまおうと、考えているようです。                     

だから、あなたは自分が知的生物であることを、宇宙人に示さないといけません。   

しかし、宇宙人には目はあるようですが、言葉も通じないし、そもそも耳があるかどうか

もわかりません。                                

しかも、ロボットのアシモは、表面がシリコンで覆われているため、宇宙人には、そう簡

単に人間との区別がつきません。                         

さらに悪いことに、アシモに搭載のコンピュータは超高性能で、言葉も話せるし、歌った

り踊ったりもできます。                             

さて、あなたは、「知性のある生物」であることを示すために「何」をしますか?   


●成績評価の方法
出席、レポート(数回)、小テスト                        

                                        

                                        



●教科書
特になし                                    

                                        

                                        


●参考書
特になし                                    

                                        

                                        

                                        


●注意事項
講義中に質問をしますので、単に「聞く」だけでなく、講義に参加して、一緒に考えてく

ださい。                                    

                                        

                                        



時間割一覧へ戻る