2009年度 シラバス情報詳細

●科目区分
文系基礎科目

●科目名
統計学
●主担当教員名
加藤 尚史

●単位数
2単位

●開講時期
T 期
金・3
●対象学部
工学部



●本授業の目的およびねらい
統計学は,特定な現象について,観察しデータを記録して,考察するというプロセスを扱

う.この講義では,統計学にかかわる基礎的な知識を習得することを目指す.現象は,学

問的に関心をひくものばかりでなく,日常的に体験するものに及ぶ.そうした知識を得る

ことは,何を専攻しようとするかを問わず期待される一方,生活を営むにあたって有用と

なるであろう.                                 

                                        

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
微分・積分や確率・統計の知識を有することは,望ましいけれども,履修のための条件と

しない.それらに関しては,必要に応じて,講義する.               

                                        


●授業内容
1.記述統計学と推測統計学                           

2.データ                                   

  質的データと量的データ/1次元データと多次元データ             

3.確率分布                                  

  正規分布/F分布/t分布                          

4.標本分布                                  

5.推定                                    

  点推定と区間推定/不偏性と有効性                      

6.検定                                    

  F検定とt検定/片側検定と両側検定                     

7.相関分析と回帰分析                             

  相関係数/最小2乗回帰                           

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
定期試験および出欠席に基づき,総合的に評価する.                

                                        

                                        



●教科書
指定しない.                                  

                                        

                                        


●参考書
田中勝人,『統計学』,新世社.                         

                                        

                                        

                                        


●注意事項
各回の講義は関連性を有しているので,可能な限り欠席しないことを期待する.    

                                        

                                        

                                        



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