2009年度 シラバス情報詳細

●科目区分
文系基礎科目

●科目名
国際開発学
●主担当教員名
橋 公明

●単位数
2単位

●開講時期
T 期
木・1
●対象学部
情報文化学部(自然)
理学部
医学部
農学部



●本授業の目的およびねらい
グローバリゼーションを人の移動から考える。個人、家族、集団のレベルから国家、それ

を超えた地域レベルまでさまざまな範囲で人の移動を検討する。対象とする移動の種類は

、移民、トラフィキング、留学、転勤などがあり、それらの移動をみるなかで、国家、多

文化主義、差別、頭脳流出、チェーンマイグレーション、トランスナショナナリズムなど

の問題を議論する。                               

                                        

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
なし                                      

                                        

                                        


●授業内容
以下のようなテーマで講義を予定しているが、変更の可能性はある。         

(1) 人の移動の背景と歴史                          

(2) 国外に出る若者たちとその帰還                      

(3) 海外送金と貧困軽減                           

(4) 日本の経験。移民送出国から受入国へ                   

(5) ゲストワーカー、あるいは研修生                     

(6) 国際結婚                                

(7) 頭脳流出と還流                             

(8) 多文化主義か統合か                           

(9) トラフィキングと性産業                         

(10)海外転勤と帰国                             

(11)故郷とのつながり                            

(12)市民権・国籍                              

(13)トランス・ナショナルファミリー                     

(14)個人のなかのグローバリゼーション                    

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
授業についての意見を求めるコメントペーパーの提出:2回(各25%)       

人の移動についてのレポート提出:1回(50%)                 

                                        



●教科書
なし                                      

                                        

                                        


●参考書
適宜、授業の中で紹介する。                           

                                        

                                        

                                        


●注意事項
毎回、簡単な予習を指示する。                          

授業中、教室を巡回して意見を求める。                      

                                        

                                        



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