●本授業の目的およびねらい
一年次に学んだ基本的な文法事項を確認し、練習問題等を通して定着させ、平易な文章を
読解する力、辞書を活用してやや難度の高い文章を自力で読解する力を養う。
また、これまで学習した文法事項・語彙を活用して、ある程度公的な場でまとまった話を
する場合に用いられる、やや書き言葉寄りの「語り」の文体を身につけ、簡単なスピーチ
ができるようにする。
同時に、練習問題等により、リスニング力・会話力を高める。
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●履修条件あるいは関連する科目等
指定クラス。
細かな方針は担当教員により異なるので、各教員のアナウンスに十分注意すること。
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●授業内容
テキスト本文は、ある程度公的な場でまとまった話をする場合に用いられる、やや書き言
葉寄りの「語り」の文体で、前期は北京オリンピックを中心に最近の中国事情を紹介する
内容である。
読解の過程及びテキスト本文と関連した練習問題等を通じて、一年次に学んだ文法事項を
復習して定着させるとともに、こうした文体に習熟し、読む・聞く・話す・書く力を総合
的に高めてゆく。
具体的な内容は以下の通りである。
1.北京オリンピックの意味するもの
2.“百度”一発、何でもわかる
3.マントウ・チマキにも国の基準?
4.法定休日で伝統復活
5.中国の若者が見た日本
6.田舎の男と都会の女
7.地震後の少数民族
8.中国バイオリンの里
9.新しい指導者と新しい両岸関係
10.まとめ・復習
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●成績評価の方法
原則として学期末試験(70%)及び平常点(30%)による。
授業時における教員のアナウンスに十分注意すること。
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●教科書
『2009年度版 時事中国語の教科書』三潴正道ほか著(朝日出版社)
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●参考書
必要に応じて授業で紹介する。
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●注意事項
辞書を使用し、予習・復習を十分に行なうこと。
また、辞書を必ず持参すること。
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