2009年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化T

●科目名
英語(コミュニケーション)
●主担当教員名
布施 哲

●単位数
2単位

●開講時期
U 期
木・4
●対象学部
工学部(U・W系)



●本授業の目的およびねらい
本講義では、英語による発表や討論を通じて、役に立つ表現や語彙を習得してゆくととも

に、特定の話題(時事問題等)に対する自らの意見や視点を積極的に表明してゆく訓練を

行ってゆく。すなわち、本講義は、語学を習得するための機会であると同時に、語学以前

の自発的な思考能力を磨き、なおかつそれを他者へと伝達するという基礎的なコミュニケ

ーション能力を高めるための機会としても位置付けられる。             

                                        

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。                                   

                                        

                                        


●授業内容
授業の前半は、英文記事の簡単な読解を行う。記事は主に英字新聞の記事の写しであり、

毎回の授業のはじめに配布する。後半は、前半で読解した記事の内容について、あらかじ

め指名された学生数人に討論ならびに簡単な口頭発表を行ってもらう。        

討論では、学生は通常3〜5人程度を一組とした「賛成」側と「反対」側とに振り分けら

れ、それぞれの立場から意見を戦わせることが求められる。             

口頭発表では、一人につきおよそ五分間の時間が与えられ、記事内容に関連した主題を各

自で自由に設定し、それについての発表を行ってもらう。              

討論も口頭発表も英語で行うが、それらに関しては以下の三点を注意されたい:    

                                        

1)細かい文法上、表現上の誤りを過度に気にしない。               

2)辞書を用いて、積極的に適切な表現をその都度見つけ出すことを怠らない。    

3)英語表現の練習であると同時に、自らの視点や分析を表明することそれ自体の練習で

もある。                                    

                                        

なお、必要に応じて日本語による討論の時間をはさむこともあるが、これは語学以前の論

理構築能力を涵養するためのものである。                     

また、必要に応じて英作文の時間をはさむこともある。               

                                        

加えて、随時、英語で歌われるポピュラー音楽を鑑賞し、英語の発音ならびに発音の地域

差、様々な訛り(イギリス英語、アメリカ英語、アフリカ系アメリカ人英語等)の存在に

関する認識を深めるための機会を設けることになるだろう。             

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
平常点ならびに(場合によって)レポートによる。                 

                                        

                                        



●教科書
特になし。                                   

                                        

                                        


●参考書
必要であればその都度紹介する。                         

                                        

                                        

                                        


●注意事項
対面授業に加え,課外学習として「ぎゅっとe」の上級リスニングを課し,その消化率に

基づく評価を授業全体の評価の20%とする。また、1年終了時に実施されるTOEFL

−ITPの成績(リスニングとストラクチャー・セクション)を授業全体の評価の30%

とする。                                    



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