2009年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化T

●科目名
英語(中級)
●主担当教員名
森 有礼

●単位数
1単位

●開講時期
U 期
火・1
●対象学部
法学部



●本授業の目的およびねらい
本授業は、学術的な英文に関する基礎的なリーディング能力とライティング能力の養成を

目的とする。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語

を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるエッセイの構造

に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根

拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英

語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語

表現を多く習得する。                              


●履修条件あるいは関連する科目等
特にありません。                                

                                        

                                        


●授業内容
リーディングでは、エッセイの基礎的な構成(導入・本文・結論)とともに、背景知識 

(スキーマ)の活用・語彙チェック・大意把握(スキミング)・詳細情報の発見(スキャ

ニング)などの読解スキルを学ぶ。ライティングでは、エッセイの基本的な構造に従い、

導入部の書き方、本文の展開方法、結論部のまとめ方、論理構成の各パターンを実際にエ

ッセイを書くことを通して学習する。授業内容は以下のとおりである。        

                                        

1.イントロダクション(授業の進行方法及び教材等についての説明)        

2.リーディング1                               

3.ライティング1                               

4.リーディング2                               

5.ライティング2                               

6.リーディング3                               

7.ライティング3                               

8.ライティング中間チェック                          

9.リーディング4                               

10.ライティング4                              

11.リーディング5                              

12.ライティング5                              

13.リーディング6                              

14.ライティング6(期末課題チェック)                    

15.学期末試験                                

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
ライティングの中間課題及び期末課題がそれぞれ25点、学期末試験が30点に、授業の

出席状況20点分を加味して評価します。なお、最低出席数に満たない学生は成績評価を

行いません。                                  



●教科書
Skills for Better Writing(構造で書く英文エッセイ)改訂

版                                       

なお、適宜ハンドアウトも用います。                       


●参考書
特に定めませんが、英英辞典の使用を勧めます。また、特に英語運用について力をつけた

い学生には、高価ですが『研究社新編英語活用大辞典』を勧めます。         

                                        

                                        


●注意事項
対面授業に加え、課外学習として「ぎゅっとe」の上級リーディングを課し、その消化率

に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。また、1年終了時に実施されるTOEF

L−ITPの成績(リーディング・セクション)とCriterion試験の成績を授業

全体の評価の30%とする。遅刻、欠席のないよう留意。              



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