2009年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化T

●科目名
ロシア語3
●主担当教員名
タチアナ ヤマザキ

●単位数
1.5単位

●開講時期
U 期
月・2
●対象学部
工学部R1



●本授業の目的およびねらい
ロシア語を初めて学ぶ受講生を対象に、一貫した授業計画に基づいてロシア語に関する基

礎知識と運用力を養成する科目である。「読む」「書く」「聞く」「話す」の四技能をバ

ランスよく総合的に身につけることを目指す。ティーチング・アシスタントの協力が得ら

れれば「生きたロシア語」に触れながら学習を進める。また、ロシア語世界が身近になる

よう、視聴覚メディアなどを通じて文化・風俗・歴史・社会事情等についても学び、国際

的視野を涵養する一歩とする。目標は「ロシア語に親しむ」である。         

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
ロシア語4とともに履修すること。                        

                                        

                                        


●授業内容
この授業では、まず前期のテキストの続きを行う。授業テーマは以下である。     

 1.定動詞と不定動詞                             

 2.「が気に入っている」の用法                        

 3.「気分はいかがですか」の表現、病気の表現                 

 4.関係代名詞の用法                             

 5.仮定法、接続詞の用法                           

 6.形動詞(1)                               

テキストを終わった後は、テキストで習得した文法事項を復習しながら、平易なロシア語

のテキストを講読する。これと平行して、ロシア語の文章読解のために必要な動詞の完了

体と不完了体の用法や、語順等の基本的な統語法の学習を行う。またテキストの声に出し

ての読みの練習も行う。授業テーマは以下である。                 

 7.動詞の完了体と不完了体(1):過去時制と体                

 8.動詞の完了体と不完了体(2):完了体と不完了体との関係          

 9.基本語順(1):テーマとレーマとはなにか?                

 10.現在形と過去形のアクセント(固定アクセントと移動アクセント)      

 11.無人称構文(1)                            

 12.数詞(1):個数詞の変化と合成数詞の変化                

 13.ロシア人の姓名とその格変化                       

 14.文の構造(1):一致と小辞について                   

 15.特殊な構文(1)                            

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
平常点・課題提出・小テスト(50パーセント)および試験(50パーセント)の成績に

より評価する。                                 

                                        



●教科書
桑野隆著「はじめてのロシア語」(白水社)、プリント配布。            

                                        

                                        


●参考書
参考書は授業中に指示する。露和辞典は、「博友社ロシア語辞典」、「岩波ロシア   

語辞典」、「研究社露和辞典」の内から一冊を購入すること。            

                                        

                                        


●注意事項
露和辞典を必ず持参すること。                          

                                        

                                        

                                        



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