2009年度 シラバス情報詳細

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
新美 倫子

●単位数
2単位

●開講時期
T 期
木・5
●対象学部
文系学部
情報文化学部(自然)
理学部
農学部
工学部
(T・U・V系)



●本授業の目的およびねらい
「人間がどのように暮らしていたか?」を遺跡や出土資料から考えるのが「考古学」で 

す。遺跡や資料は、われわれがただながめているだけでは何も語ってくれません。そこ 

で、実際に遺跡に見学に行き、あるいは出土資料を見たりさわっりして、そこから当時 

の人々の行動をどう復元していくか、その練習をします。              

                                        

                                        

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
文系理系に関係なく、この授業のテーマに興味があること。             

                                        

                                        


●授業内容
 この授業は初回は教室での授業形式で行いますが、それ以降は土曜日・日曜日などを使

って、遺跡など現地での実習を行います。実習では、遺跡や出土資料から生活を考える 

「考古学のやり方」を体験します。また、人間をとりまく環境の中でも主に動物との関わ

り合いについても、食料としての利用を中心に考えていく予定です。扱う資料は、遺跡か

ら出土した当時の人々の使用した道具類(土器・石器など)や、人々の食べかすである貝

がら・魚の骨・鳥の骨・哺乳類の骨、これらと比較するための現生標本(現代の魚や哺乳

類等の骨)です。                                

 具体的には、                                 

1,人間の生活・活動のあとである遺跡をどのように探すか、その方法の実習     

2,出土資料からどう情報を引き出すか、その方法の実習              

3,現在の遺跡から当時の周辺環境をどう復元するか、その方法の実習(現地見学に行き

ます)                                     

4,実際に特定の遺跡をケーススタディとして、当時の人間活動を復元してレポートにま

とめる                                     

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
平常点50%、レポート50%。                         

                                        

                                        



●教科書
使用しない。                                  

                                        

                                        


●参考書
セミナー中に適宜紹介する。                           

                                        

                                        

                                        


●注意事項
週末などを利用して、実習・見学に出かけることがあります(費用は自己負担になりま 

す)。                                     

                                        

                                        



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