●本授業の目的およびねらい
テーマ:多文化社会を生きる
外国の文化を持った人々が私たちの暮らす地域で生活しています。
これらの人々がもつ多様な文化を学び、それを鏡として日本社会の課題を考え、地域住民
として共に生きること学びます。
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●履修条件あるいは関連する科目等
外国の人々や文化に興味を持つ人、異文化に触れることで視野を広げたい人、今までとは
違った自分に出会いたい人を歓迎します。質問や自分の意見を述べて討論するなど積極的
な授業参加を期待します。
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●授業内容
この地域に住む外国籍の人々の文化を学び、彼らの毎日の暮らしにおける課題を一緒に考
えます。自分で調べたことや学んだことを発表し、暮らしやすいコミュニティーについて
討論します。
ティーチングアシスタントは、名古屋大学に在籍する留学生にお願いしています。
1.異文化疑似体験
2.インターネットでの情報検索、文献検索
3.異なる文化を持つ隣人たちを詳しく知るために、ゲストスピーカーを招いてお話を伺
います。平成20年度のゲストスピーカーによる異文化紹介は、イスラムの人々、日
系の人々、在日の人々、そして国際結婚した人々でした。
4.グループ活動を兼ねて、パワーポイントを使った発表を行います。
また、発表準備に入るまでは、毎回A4サイズ1枚程度の書く宿題があります。
その他、地域の外国文化探訪(フィールドワーク)の希望があれば実施します。
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●成績評価の方法
出席(15%)、授業への貢献(20%)、発表(40%)、レポート(25%)を総合
的に評価します。定期試験の代わりにレポート提出を義務付けます。
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●教科書
適宜、プリントや参考冊子を配布します。
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●参考書
・多田孝志著:地球時代の教育とは?、岩波書店
・朴一/寺島ジェーン・ターナー/八重沢勇一著:日本で外国人として暮らすこと、日本
を見る目・世界を見る目:国際理解の本 岩崎書店
・長澤成次編:多文化・多民族共生のまちづくり、エイデル研究所
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●注意事項
名古屋地域にある異文化の探訪に興味がある人は遠慮なく相談してください。授業中は時
間の制限などでフィールドトリップはできませんが、土曜日や名大祭などを利用して出か
けてみましょう。
授業日数を確保するため7月の土曜日に補講します。
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