2008年度 シラバス情報詳細

●科目区分
理系教養科目

●科目名
環境問題と人間
●主担当教員名
束村 博子

●単位数
2単位

●開講時期
V 期
水・2
●対象学部
工学部



●本授業の目的およびねらい
人間の豊かさ、便利さ、快適さの追究は、地球温暖化、砂漠化、生物多様性の減少、環境

汚染などの環境問題を顕在化させ、自然環境のみならず生活環境の破壊を加速させた。本

講義の前半では、このような環境破壊の実態認識と問題解決に向けて、森林管理と環境保

全機能について講述する。後半では、環境ホルモンなどが人間や動物に及ぼす影響や日本

における食糧問題の現状などについて講述し、農学分野における食糧確保、環境保全、健

康維持・向上に対する多様な取り組みを理解し、人間の営為と自然の調和について多面的

・主体的に学ぶとともに、人をとりまく社会的環境と人間の生き方についても学ぶ。  


●履修条件あるいは関連する科目等
特になし                                    

                                        

                                        


●授業内容
1.森林資源の減少と環境問題                          

2.森林の環境保全機能                             

3.森林管理と水資源                              

4.森林管理と大気環境                             

5.森林管理と土壌保全                             

6.森林の環境保全機能の価値評価                        

7.水辺林の機能                                

8.環境ホルモンと人間                             

9.ストレスと人間                               

10.食糧問題と人間                              

11.光環境と人間                               

12.男女共同参画社会と人間                          

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
出席(20%)と小テスト(80%)で評価する。                 

                                        

                                        



●教科書
なし                                      

                                        

                                        


●参考書
森林破壊と地球環境 大石眞人著 丸善ライブラリー :地球環境時代の水と森 太田猛

彦ほか監修 (財)水利科学研究所編、日本林業調査会               

奪われし未来 シーア・コルボーンら著 翔泳社                  

その他は講義の際に紹介する。                          


●注意事項
私語・携帯電話の使用は不可。                          

                                        

                                        

                                        



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