2008年度 シラバス情報詳細

●科目区分
理系基礎科目(理系)

●科目名
力学T
●主担当教員名
市川 康明

●単位数
2単位

●開講時期
T 期
火・3
●対象学部
工学部T系
[1・2]



●本授業の目的およびねらい
本講義では,現代科学技術における重要な基礎分野の一つであるニュートン力学,特に,

力学で用いる数学的手法と現実の物体を抽象化した質点の運動について学ぶ.本講義によ

り,力学の基本概念と手法について理解を深めるとともに,力学とその概念を応用した理

工系分野を学ぶための基礎学力を養う.                      

                                        

                                        

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
なし                                      

                                        

                                        


●授業内容
 1.目標,講義内容,成績評価方法など                     

 2.力学の基本原理                              

 3.運動の記述:位置ベクトル,速度ベクトルと加速度ベクトル          

 4.運動の簡単な例:単振動,等速円運動,らせん運動              

 5.ベクトル演算:スカラー積など;一般座標                  

 6.運動の法則,落下運動                           

 7.放物運動                                 

 8.束縛運動                                 

 9.単振動                                  

10.強制振動と減衰振動                            

11.運動量と力積                               

12.仕事と仕事率                               

13.保存力とポテンシャル                           

14.力学的エネルギー保存則                          

15.(期末試験)                               

                                        

平易な演習問題を適時に宿題として課す.                     

必要に応じて翌週の講義時間内で解説を行う.                   

物理学の理解に必要な数学は本講義で教えるように配慮する.            

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
レポート(30%)および期末試験(70%)により総合的に評価する.       

授業への出席率80%以上を以って期末試験の受験資格とする。           

                                        



●教科書
力学[新訂版],阿部龍蔵著,サイエンス社                    

                                        

                                        


●参考書
力学[MIT物理],A.P.フレンチ,培風館                  

力学[増訂三版],ランダウ・リフシッツ著,東京図書               

                                        

                                        


●注意事項
授業中は品位を持って静粛を保つこと.但し,分からない場合は講義中でも質問を歓迎.

                                        

                                        

                                        



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