●本授業の目的およびねらい
本授業はパラグラフを中心に、エッセイにつながるライティングの基礎力養成を目的と
している。パラグラフのタイプとその構成の原理、さらには、パラグラフの発展型として
のエッセイの組み立て方を理解することで、究極的には、4技能全てに共通の英語のディ
スコースの基本を習得することをねらいとする。
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●履修条件あるいは関連する科目等
パソコンを使用したライティングの提出課題があるので、ブラインドタッチでパソコンの
ローマ字入力ができることが望ましい。
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●授業内容
本授業の内容としては、学期の前半はパラグラフの基礎的な知識の確認からはじめて、
英語の単語、文、パラグラフ、エッセイの関係を理解する。後半では、パラグラフの7つ
の基本タイプを扱う。また、ぞれぞれの章に付属する練習問題を通して、そのタイプのパ
ラグラフを拡大したエッセイとの関係も理解することを目指す。
週ごとの授業では、大体、次のような事柄を扱う。ただし、実際の順序は必ずしもこの
順というわけではない。
パラグラフーイントロダクション
トピックセンテンスの定義と目的
よいパラグラフの条件とは何かを考える。
文と文のつながり(リンクワード)とは何か
文と文のつながり(リンクワード)の種類と働き
パラグラフからエッセイへ:発展のさせ方を考える。
パラグラフタイプ 記述/叙述タイプ
パラグラフタイプ 物語
パラグラフタイプ 原因と結果
パラグラフタイプ 比較と対照
パラグラフタイプ 分類と分析
パラグラフタイプ 問題と解決
なお、適宜、その週の内容に関連するライティングの課題を課し、授業中に
ピアレビューを行い、それに基づく修正を経て、翌週に提出する。
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●成績評価の方法
平常のライティング提出課題、期末試験などを総合して判断する。
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●教科書
有料ホームページ使用(使用料各自2000円程度)
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●参考書
連語辞典、活用辞典など。
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●注意事項
かなり頻繁に英語によるライティング課題を課して、その提出を求めるので、電子メール
のチェックの仕方、ホームページへのアクセスの方法等は各自で習熟していること。
また、担当者からの電子メール、指定されたHP等の定期的チェックを怠らないこと。
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