2008年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化U

●科目名
英語セミナー
●主担当教員名
福田 眞人

●単位数
2単位

●開講時期
W 期
火・2
●対象学部
医学部(医)



●本授業の目的およびねらい
医学の歴史を英文を通して学ぶ。                         

今日、医学はその遺伝子操作、万能細胞研究などの登場によって、あたかも全盛期にある

ように見える。                                 

それでは、医学は長い歴史の中でどのような働きをしてきたのか。          

ギリシャ・ローマ時代に遡り、医学の発達過程を学ぶ。               

それでは、現代における医学、医学史の意味とは何か。               

学生諸君自身が、問題意識を持ってこの課題に取り組むことを期待する。       


●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。                                   

                                        

                                        


●授業内容
以下のように分けて学ぶ。                            

                                        

1 医学概論                                  

2 ギリシャ・ローマ医学とそれ以前の世界                    

3 中世医学の伝統                               

4 インド・中国医学の系譜                           

5 疾病の特定研究:黒死病の登場(ペストの歴史的影響力の研究)         

6 近代医学への道:細菌学                           

7 病理学、生理学、細菌学などの分化                      

8 疾病の特定研究:梅毒                            

9 疾病の特定研究:コレラ、天然痘                       

10 水の文化史的研究                             

11 疾病の特定研究:結核                           

12 結核のロマン化                              

13 疾病の特定研究:脚気                           

14 遺伝子操作                                

15 新しい地平線と課題                            

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
出席、全訳、レポート、試験。特に期末にレポートをまとめて提出する。       

                                        

                                        



●教科書
特にない。プリント配布。あるいは原版を自分でコピーする。            

                                        

                                        


●参考書
福田眞人『結核の文化史』(名古屋大学出版会)                  

福田眞人『結核という文化』(中公新書)                     

シゲリスト『文明と病気』(岩波新書)                      

                                        


●注意事項
相当分読む。精読と乱読の組み合わせ。                      

訳を書いてくる。最後に提出。                          

レポートの内容が問われる。                           

                                        



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