●本授業の目的およびねらい
英語のコミュニケーション能力を高めるためには、まず、リスニング力をつける必要
がある。インプットのないところにアウトプットはあり得ない、という観点から、リス
ニングに重点を置きながら授業を進めてゆく。リスニングの力をつけたいが、どうした
らいいかわからない、つまり、熱意はあるけれども学習方法がわからないと思っている
学生のためのクラス。なお学期の後半にはグループ・ディスカッションの時間をもうけ、
アウトプットの練習もしていきたい。
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●履修条件あるいは関連する科目等
熱意のある学生。授業中の私語、睡眠、ケータイ禁止。
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●授業内容
やみくもに英語を聴いてもあまり意味がなく、リスニング力を伸ばすためにはまず英
語の音の規則(音法)を知る必要がある。そこで授業の前半では音の規則について説明
し、後半は視聴覚教材を使いながら実際にリスニングの訓練をする。
なお授業全体の流れは以下の通り。
1 オリエンテーション
音法とは何か
2 現在のリスニング力を知るために
テスト(TOEFLの模擬試験)
3 音法(1)英語のリズム、弱形と強形
4 音法(2)音の連結 単純なリエゾン
5 音法(3)音の連結 音変化を伴うリエゾン
6 音法(4)音の脱落
7 英語圏の国々で放送されている報道番組、ドラマ
映画などを教材として
(1)実践的なリスニング力の養成に努める
(2)報道番組の視聴からディスカッションへ
8 まとめ
テスト(TOEFLの模擬試験)
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●成績評価の方法
授業中の小テストの結果、課題の内容、ディスカッションの内容、およびリスニング力
の伸び率
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●教科書
プリント使用。
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●参考書
辞書 英英辞典(OALDが望ましい)。なおその他の参考書は授業中に別途指示する。
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●注意事項
授業中の私語・睡眠・ケータイ禁止。担当教員との連絡はメールや電話ではなく、必ず面
談で。
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