2008年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化T

●科目名
英語(コミュニケーション)1
●主担当教員名
丸田 孝治

●単位数
2単位

●開講時期
U 期
木・3
●対象学部
工学部(T・X系)



●本授業の目的およびねらい
 英語で会話をしようと思っても、相手が言うことを聞き取れなければ、相手に伝えたい

ことが思いつかない。聞き取れたとしても、語彙力がなく、正しく発音できなければ、言

葉に出したところで通じない。                          

 本授業では、まずリスニング能力と語彙力の向上、スピーキング基礎力の強化を目的と

してシャドーウィングを行い、アメリカ文化に関するテキストを用いて英語の総合力向上

を狙う。                                    

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
特になし                                    

                                        

                                        


●授業内容
 リスニング能力の向上・スピーキング基礎力の強化を目標とし、また集中力を維持しや

すくする為、1回の授業は2部構成で行う。                    

                                        

第1部(約30〜40分)では、100語〜200語程度の英文(毎回配布)を用いて、

シャドーウィングを行う。シャドーウィングとは簡潔に言うと、耳から聞こえてくる英文

を真似て、ほぼ同時に小さな声で発音することであり、英語の発音・音の変化・ストレス

・リズム・イントネーションなどを習得する為の訓練方法である。1つの英文を、リスニ

ング→マンブリング→シンクロリーディング→プロソディー・シャドーウィング→コンテ

ンツ・シャドーウィングと、6つのステップを踏みながら徹底的に利用することにより、

スピーキングの基礎である発音やプロソディー面を強化する。これは語彙構築にも役立ち

リスニング能力の向上に絶大な効果が得られる。題材には朗読文やニュース、映画スター

のインタビューなど様々なスタイルを選ぶので、退屈しがちなこの訓練を楽しみながら行

える。何故この訓練法がよいのか、また、子音・母音の発音方法や音変化についても、講

師が分かりやすく解説・指導する。                        

                                        

 第2部(約50分〜60分)では、テキストを用いて実践演習を行う。テキストはホ 

ットドッグや感謝祭、代理母やペット問題、学生諸君と同じ年代の夢のチャレンジを描い

た女性消防士やサーファーの話題など多種に渡り、多角的に米国の社会・文化に触れるこ

とが出来る。映像・音声・文字といったマルチな回路による、実践的な英語学習を志向す

るものである。また、学生諸君のレベルに応じて、スピーチやペアワークを行い、授業の

最後に毎回小テストを行う。                           

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
出席率、授業参加度、小テスト、及び学期末試験の成績を総合して評価する。     

                                        

                                        



●教科書
Kaleidoscope U.S.A.                                                             

Akira Morita, et al.                                                            

SEIBIDO                                                                         


●参考書
教室で指示する                                 

                                        

                                        

                                        


●注意事項
教室で指示する                                 

                                        

                                        

                                        



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