●授業内容
リスニング能力の向上・スピーキング基礎力の強化を目標とし、また集中力を維持しや
すくする為、1回の授業は2部構成で行う。
第1部(約30〜40分)では、100語〜200語程度の英文(毎回配布)を用いて、
シャドーウィングを行う。シャドーウィングとは簡潔に言うと、耳から聞こえてくる英文
を真似て、ほぼ同時に小さな声で発音することであり、英語の発音・音の変化・ストレス
・リズム・イントネーションなどを習得する為の訓練方法である。1つの英文を、リスニ
ング→マンブリング→シンクロリーディング→プロソディー・シャドーウィング→コンテ
ンツ・シャドーウィングと、6つのステップを踏みながら徹底的に利用することにより、
スピーキングの基礎である発音やプロソディー面を強化する。これは語彙構築にも役立ち
リスニング能力の向上に絶大な効果が得られる。題材には朗読文やニュース、映画スター
のインタビューなど様々なスタイルを選ぶので、退屈しがちなこの訓練を楽しみながら行
える。何故この訓練法がよいのか、また、子音・母音の発音方法や音変化についても、講
師が分かりやすく解説・指導する。
第2部(約50分〜60分)では、テキストを用いて実践演習を行う。テキストはホ
ットドッグや感謝祭、代理母やペット問題、学生諸君と同じ年代の夢のチャレンジを描い
た女性消防士やサーファーの話題など多種に渡り、多角的に米国の社会・文化に触れるこ
とが出来る。映像・音声・文字といったマルチな回路による、実践的な英語学習を志向す
るものである。また、学生諸君のレベルに応じて、スピーチやペアワークを行い、授業の
最後に毎回小テストを行う。
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