●本授業の目的およびねらい
前期からドイツ語を学んでいる受講生を対象に、一貫した授業計画に基づいてドイツ語に
関する基礎知識と運用力を養成する。「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバラ
ンスよく総合的に身につけることを目指す。また、ドイツ語世界が身近になるよう、ドイ
ツ語圏の文化・風俗・歴史・社会事情等についても学び、国際的視野を養う一歩とする。
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●履修条件あるいは関連する科目等
金曜2時限「ドイツ語4」(Peters)との連続授業。この連続授業は前期から引き
継がれたもので、1年間連続一貫授業である。
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●授業内容
この総合コースは文学部、教育学部、法学部、経済学部、及び情報文化学部(社会)のた
めのコースであり、1年間、同一教員(すなわち、西川とペータース)が同一教科書を使
って授業する。
授業のおおよその進行は:1.まず授業の最初に前回の授業内容の小テストを行う。2.
ヴィデオを見ながら、ドイツ語の発音に慣れる。3.CD、教員に倣っての復唱。4.文
法や語句についての簡単な説明。5.パートナーとの会話練習等による文法項目や語句、
表現の習得。
後期は助動詞や完了形、過去形などを扱い、自分の経験などをドイツ語で表現できるレベ
ルまでドイツ語能力を高めるとともに、日常のコミュニケーションにとって重要な丁寧表
現などを覚えてもらいたい。
教科書は、『モデル1』が終わり次第『モデル2』を使用するが、すべてを扱うのは難し
いので、必要と思われる部分を選びながら、学んでいくことになる。
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●成績評価の方法
原則として期末テストは行わず、毎回の小テストと、平常点で成績評価を行う。場合によ
っては中間テストも行い、成績評価の参考にすることもある。
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●教科書
Andreas Riessland他著『CD付き モデル2 問題発見のドイツ語』
(三修社)
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●参考書
特になし
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●注意事項
パートナー練習やグループ練習を中心に授業を進行するので、学生諸君の積極的な授業へ
の参加が求められる。また、小テストの準備など、家での復習が重要となる。クラスの仲
間と楽しみながらドイツ語を身につけていって欲しい。
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