第Ｉ期（１年前期）は、スペイン語１とスペイン語２の二人の教員が連繋し集中的に講

義を行い，初期の比較的短い期間の内に，特に基礎文法を中心としたスペイン語の全体像

を先ず学習者に与えることが目標である。したがって，この入門段階で，スペイン語１と

２の内容の差異を明確にすることは困難であるが，学習内容を応用した演習や視聴覚機材

を用いた関連事項の詳解などを可能な限り行いたい。　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

理学部・医学部・農学部・情文自然情報学科の１年Ｓ２クラスの学生を対象とする。　　

クラスの組み合せは以下の通りである（スペイン語１授業と２授業の連繋）。　　　　　

スペイン語１・佐原（火曜２限）−スペイン語２・ビジャロボス（木曜２限）　　　　　

　同一の教科書（今年度は試作のプリント）を用いて，スペイン語１とスペイン語２両科

目二名の教員が連繋し授業を担当する。したがって週二回，同一教材による授業が行われ

ることになる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

第Ｉ期（１年前期）では，まずスペイン語の特徴である明晰な表記と発音の関係を充分身

に付け、語形変化が多様なスペイン語学習の準備とし、その後、名詞・形容詞の性数変化

と動詞の直説法現在形と代名詞を伴った用法を学ぶ。　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

第Ｉ期（スペイン語１・２）授業の詳細は以下のとおりである。　　　　　　　　　　　

予備段階　文字と発音，表記法マニュアル　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

第１段階　名詞・形容詞系の品詞の変化　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１）男性名詞・女性名詞・単数形・複数形　冠詞　指示詞　数詞　　　　　　　　　　　

２）形容詞・性数の一致　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

３）ＳＥＲとＥＳＴＡＲの表現　前置詞１　様々な形容詞を用いた表現　　　　　　　　

４）比較級・最上級　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

５）疑問文・疑問詞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

第２段階　動詞の変化　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１）規則変化　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

２）不規則変化　特殊な基本動詞・音と綴りの不規則　　　　　　　　　　　　　　　　

第３段階　動詞と代名詞の用法　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１）直接目的格代名詞，間接目的格代名詞ともに使用する動詞　　　　　　　　　　　　

２）再帰代名詞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

第４段階　構文　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

関係文　接続詞�T　間接疑問文　不定詞句　条件文�T　時の副詞節　前置詞２　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１）出席：原則として、欠席が３回を超えないこと（以下の３点の前提条件）。　　　　

２）中間テスト（第４課までを予定）：４０％　３）期末試験：５０％　　　　　　　　

４）平常点（授業時の課題・宿題等）：１０％　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

試作のプリント。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

西和辞典。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

スペイン語科掲示板や教養教育院前の掲示などの連絡に注意すること。