2008年度 シラバス情報詳細

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
田中 利治

●単位数
2単位

●開講時期
T 期
火・5
●対象学部
情報文化学部(自然)
理学部
農学部
工学部
(U・V・W・X系)



●本授業の目的およびねらい
セミナーの基本テーマ:総合的害虫管理の実践                   

実際に野菜類を植えて育てる過程で、遭遇する様々な植物の病気や害虫について調べ、総

合的な防除システムを考える。この授業では、全く農薬を使わず、畑の周りの雑草類の影

響なども考慮に入れた防除法を考えていく。                    

                                        

                                        

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
労働を惜しまない意欲のある学生                         

                                        

                                        


●授業内容
予定は下記のようであるが、状況に応じて変更する可能性がある。カッコ内は予定する 

場所                                      

                                        

1.グループ(2−3人)に分かれる。自分が半年間で育てる畑作物を選び注文する  

                                 (サテライト)

 トウモロコシ、大豆(枝豆)、トマト、キュウリ、カボチャ、ピーマン、ナス、   

 シシトウ、サラダ菜など                            

2.宿題として調べてきた自分が作る作物の簡単な紹介をパワーポイントを使って発表 

 する。さらに土の働きについて調べ、作物に適した土作りについて検討する     

                                 (サテライト)

3.実際に土を作り、作物を植える(圃場)                    

4.土の働きについて紹介する、土中の小動物との関連性を調べる          

                             (サテライト、実験室)

5.植えた作物の手入れ(圃場)                         

6.病気や害虫などを写真にとって調べる(圃場―サテライト)           

7.調べた病気や害虫について発表する(サテライト)               

8.防除法の検討(サテライト)                         

9.防除法をさらに検討し、実際に活用していくための方法を考える         

                              (圃場―サテライト)

10.収穫したものについて実際のマーケットではどのようになっているかを調査する 

                                   (松坂屋)

11.料理方法を検討し、実際に自分が収穫した作物を調理する(談話室)      

12.ちがいをあきらかにし、今後の防除法について考える(サテライト)      

13.防除法について発表する(セミナー室)                   

                                        


●成績評価の方法
授業への取り組み方や発表など普段の学習態度に基づいて評価する。         

                                        

                                        



●教科書
なし                                      

                                        

                                        


●参考書
図書館にある植物保護や総合防除法に関する本                   

                                        

                                        

                                        


●注意事項
農作業を行うためにそれに適した服装を適宜準備する。授業時間以外も作物の生育状態に

よって面倒を見る必要がある。                          

                                        

                                        



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