2007年度 シラバス情報詳細

●科目区分
文系基礎科目

●科目名
心理学T
●主担当教員名
橋 晋也

●単位数
2単位

●開講時期
U 期
木・1
●対象学部
文系学部



●本授業の目的およびねらい
本講義では、主として実験系心理学の種々の研究領域における代表的な成果を、1話完結

方式で紹介していく。とくに、それぞれのトピックと日常的経験との接点、問題を解き明

かすための方法論、研究結果が示す新しい人間像などを伝えていきたい。1コマごとに話

題を変えていくため講義全体を貫くテーマは示しにくいが、最終的に、目に見えない「ひ

との心」を科学的(実証的)に追究することの難しさと、逆にその魅力を感じてもらえれ

ばよいと思っている。                              

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
特になし                                    

                                        

                                        


●授業内容
以下のようなトピックを取り上げる予定だが、順序の入れ替えや若干の変更はあり得る。

                                        

01.心理学史概説と現代心理学の研究領域                    

02.心理物理学:心の世界と物の世界の関係                   

03.錯視:物理的真実と心理的真実                       

04.感情の表出と測定:意識・行動・生理                    

05.学習の基礎過程:2種類の「条件づけ」                   

06.動因・動機:行動を起こさせる内的条件                   

07.身近な不適応:欲求不満・葛藤・ストレス                  

08.意識と無意識:フロイトの心的装置説                    

09.適応機制:心を護る無意識のはたらき                    

10.パーソナリティ理論:個人差の捉え方                    

11.人間の発達                                

12.集団と個人                                

13.期末試験                                 

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
毎時提出を求める小レポート(50%)と期末試験の成績(50%)により評価する。 

                                        

                                        



●教科書
使用しない。必要な資料は適宜プリントで配布する。                

                                        

                                        


●参考書
とくに指定しないが、参考書として使える心理学の教科書は毎年多数発刊されている。 

                                        

                                        

                                        


●注意事項
授業時間を大事にすること。授業時間内に精一杯感じ、考え、理解すること。     

                                        

                                        

                                        



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