●本授業の目的およびねらい
「社会あるところ法あり(ubi societas, ibi jus)」と言われ
るように、私たちを取り巻いている法というものについて、本講義では、まずその基本的
な問題をとらえて、理解してゆくことを目的とします。講義においては、歴史的な視点な
どを含め、出来るかぎり幅広く、さまざまな角度から法をめぐる議論を紹介してゆきたい
と考えています。
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●履修条件あるいは関連する科目等
履修条件は特にない。
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●授業内容
1.法とは何か
―法と法律・公法と私法・憲法と他の法律
―法源論
―法の解釈
2.法と国家権力
―法と強制
3.法と道徳
4.法と正義
5.裁判過程(裁判制度)論
6.現代法の諸問題
―現代型訴訟論など
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●成績評価の方法
基本的には試験の点数によるが、受講態度等を含めて評価は総合的に判断する。
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●教科書
教科書は特に指定せず、レジュメと必要に応じて資料を配布する。
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●参考書
授業時において適宜紹介してゆく。
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●注意事項
六法(小型のものでよい)を携帯すること。
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