新たに朝鮮・韓国語を習う学生ばかりでなく今一度基礎からやり直したい学生も対象　

とする、朝鮮・韓国語の基礎を学ぶための科目である。　　　　　　　　　　　　　　　

　バランスよく朝鮮・韓国語を学べるよう、基礎文法の学習だけではなく日常会話の練　

習や平易な文章の講読も行なう。併せて、文化・風俗・歴史・社会事情など背景的知識　

を学習することにより朝鮮・韓国語世界の諸相を理解し、国際的視野の涵養を図る一歩　

とする。目標は「朝鮮・韓国語に触れる」である。　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　初級朝鮮・韓国語１からの継続であるが、相応の準備があれば後期からでも受講可。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　この授業では次のような能力を養成する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　書記法・発音…ハングルで書かれた文章を確実に読めるようにし、簡単な文章をハ　　

　　　ングルで正しく書けるようにする。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　文法…基礎的文法を学習する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　日本語話者にとって韓国語の文法事項のうち最も重要なものは用言の活用　　　

　　　であるので、この点に重点を置いて学習する。　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　学習する主な文法事項は次の通りである。　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・語基の作り方と使い方　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・不規則活用　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・機能別の文種（命令文・禁止文・勧誘文・感嘆文）　　　　　　　　　　　

　　　　　・可能否定文　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・過去形　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・進行形　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・可能文　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・願望形　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・緩叙形　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・連体形　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・基本的な接続表現（「〜して」「〜するが」「〜すれば」「〜するので」　

　　　　　　「〜しながら」などに相当するもの）　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・文体（くだけた丁寧体）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・話し言葉の特徴　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　口頭表現力…上の文法事項を含む文章を使って簡単な会話ができるようにする。　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

出欠状況、小テスト及び期末試験の成績により総合的に評価する。ただし、期末試験の成

績が総合成績に占める割合は６割程度とする。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

初級朝鮮・韓国語１で用いた教材と同じ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

必要なものは授業中に指示する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

特になし。