●本授業の目的およびねらい
社会経済のグローバル化を背景に、ツールとして英語を駆使する必要性は日常的なものと
なっている。例えば、同僚や上司が日本人ではない職場環境や、日本語以外での行政サー
ビスの展開などは、今後さらに増えていくと予想される。これは学術的な調査研究活動で
も同じである。こうした問題意識に基づき、本授業では、英語でのコミュニケーションに
求められる諸要素のうち、リスニング能力とプレゼンテーション能力を習得していく。
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●履修条件あるいは関連する科目等
なし。
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●授業内容
<リスニング能力の向上>
映像資料(映画・ニュースなど)を教材に、リスニング能力を養っていく。授業では、総
合的なコミュニケーション能力の涵養も視野に入れ、以下の3点に主眼を置く。
(1)発言内容の概要を素早く理解できるようになること。
(2)できるだけ細かい部分まで聞き取れるようになること。
(3)同様の内容を瞬時に他の表現で言い換えられるようになること。
<プレゼンテーション能力の習得>
実践的なプレゼンテーションの知識と技術を学びつつ、シャドーイング(聞いた英語を即
座に音読していくこと)という方法を通じ、英語で聞く・話す訓練を繰り返す。これによ
り、トータルな意味でのコミュニケーション能力の向上を図る。最終的には、授業で習得
した知識・技術を使い、簡単な英語でのプレゼンテーションを行ってもらう。
<その他>
リスニングとスピーキングに関する小テストを実施する。なお、シャドーイングは授業外
での反復練習が重要であり、テキストを使った自主学習に努めることが強く望まれる。
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●成績評価の方法
出席40%、リスニング・スピーキング小テスト30%、英語でのプレゼンテーション
30%
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●教科書
門田修平・玉井健:『決定版英語シャドーイング』(コスモピア)
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●参考書
佐藤孝幸:『堂々とヘタな英語を話しなさい』(かんき出版)
その他については授業内で適宜提示する。
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●注意事項
第1回の授業で重要事項を説明するので欠席しないこと。
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