2007年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化T

●科目名
英語(コミュニケーション)1
●主担当教員名
涌井 隆

●単位数
2単位

●開講時期
U 期
火・3
●対象学部
経済学部



●本授業の目的およびねらい
映画を題材にした教材を使って聞き取り能力の向上を目指します。このクラスで優を  

取ろうが可を取ろうがそんなことはどうでもいいのです。10年後30歳になる頃に  

BBCなりCNNなりを問題なく聞き取れるようになっていることを目指して沢山音  

の英語に接してください。聞き取れるようになれば話せるようになります。      

                                        

                                        

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
なし                                      

                                        

                                        


●授業内容
オードリー・ヘップバーン主演の娯楽映画『シャレード』を元にしたビデオ教材を使っ 

て聞き取り能力の養成を主眼に置きながら総合的な英語力をつけることを目指す。毎  

回、その週のエピソードを見て、台本の音読を行い、意味が不明なところの質問に答  

える。教科書の設問に板書で解答してもらい、英語の間違いを訂正する。映画の内容  

について英語で質疑応答する機会も設ける。毎回ではないが頻繁に聞き取り試験を行  

うので欠席すると確実に不利になる。CD配布などの方法で映画の音声部分を繰り返  

し聴くことができるように手配するので、学生は俳優になったつもりで音読の練習を  

みっちりやってほしい。もちろん映画そのものをDVDで手に入れてもらっても結構  

です。外国語の習得において音読の重要性はいくら強調してもし過ぎることがないほ  

どです。体で覚えることが重要です。                       

語彙が十分で、発音が正確なら文法があやふやでも通じます。高校までの英語教育は  

瑣末な文法にこだわっていたから話せるようにならなかったのです。まず、聞き取れ  

るようにして次に正しい発音で音読できるようにしてください。外国語の習得に近道  

はありません。ただぼんやり聴いているだけで聴解能力が伸びると謳った英語教材の  

広告が新聞に載っていることがありますが、そんなことはありえません。       

スポーツの訓練と同じで苦しいかもしれないがあきらめてサボったらそれで終わり。  

すぐ元に戻ります。                               

教材に使う映画は63年公開のハリウッド映画で、「ヒッチコックの手によらない最  

高のヒッチコック映画」と賞されることがある名作です。見ておいて損はないでしょ  

う。                                      

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
かなり頻繁に行う聞き取り試験(4割)期末試験・作文(4割)出席(2割)     

作文は二回提出してもらいます。一回目は学期半ば頃です。             

                                        



●教科書
映画教材『シャレード』開文社                          

                                        

                                        


●参考書
コリンズコウビルドやロングマンなどの英英辞書                  

                                        

                                        

                                        


●注意事項
教室では大きな声ではっきりと発音してほしい。カタカナ読みの音を意識して     

話してはだめ。英語の音を正確に真似るように口と舌を動かすこと。         

                                        

                                        



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