2007年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化T

●科目名
英語(リーディング)1
●主担当教員名
伊藤 裕子

●単位数
1単位

●開講時期
T 期
金・1
●対象学部
法学部



●本授業の目的およびねらい
英文読解の基礎力と速読力をつけることがこの授業の目的である。速読に必要な基本的 

スキル(内容の予測、段落構造の把握、内容の洞察、斜め読み)を身につけ、英語によ 

る思考力を伸ばす。半年の取り組みによりより高度な読解をするための基礎力がつき、 

TOEICなどの読解問題に強くなるだろう。                   

                                        

                                        

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
特になし                                    

                                        

                                        


●授業内容
この授業は従来の受身型の英語リーディングの授業とは異なる。毎回の授業では    

学生は教材ボックスから各自の読解力に適した教材カードを選び授業中に各自、    

フィクション、ノンフィクション、自然科学から人文科学までの様々なジャンル    

の英文を読み、読解問題を解く。各自の進行状況、読解力の伸びを確認しながら、   

より難易度の高いカードにチャレンジしていく。この教材はアメリカの中学生を    

対象にに開発されたものであり、毎回カードをこなしていくことにより、ネイティ   

ブ中学生が国語の授業で使うテキストを読むことになり、努力しだいで幅広い読    

解力の基礎を養成することができる。授業ではTOEICおよびTOEFLの読    

解問題にもチャレンジする。以下のような速読のスキルを順次テキストの練習問    

題を解きながら上達させる。                           

読解前の準備                                  

・英文にざっと目をとおす                            

・図表などに気をくばりながら、内容を予測する                  

読解                                      

・トピックセンテンスとトピックの把握。                     

・筆者の述べたい事をすばやくつかむ。                      

・段落構造を分析する(時間の秩序、重要性の秩序、因果関係の秩序など)。     

・内容を洞察する。                               

・斜め読みの仕方を訓練する。                          

制限時間をもうけた速読の実践。                         

・さまざまなジャンルの読み物を制限時間以内に読み、内容に関する問に答える練習。 

                                        

授業外の時間に、各自の英語力に合った好きな英語の本(ジャンルは問わない)を一  

冊、楽しみながら読んでもらう。また、希望者は教材カードを6枚まで自宅に持って  

帰り、勉強することができる。                          


●成績評価の方法
期末試験(TOEICおよびTOEFL形式の読解問題)および平常点        

                                        

                                        



●教科書
Don H. Parker、SRA Reading Laboratory    

3b Student Record Book (McGraw Hill)    

価格 約1000円                               


●参考書
授業中に指示                                  

                                        

                                        

                                        


●注意事項
受講期間中の課題として各自授業時間外に英語で書かれた本を一冊読む。       

予習の必要は無い場合が多い。持ち物:辞書                    

                                        

                                        



時間割一覧へ戻る