2007年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化T

●科目名
英語(リーディング)1
●主担当教員名
丸田 孝治

●単位数
1単位

●開講時期
T 期
木・4
●対象学部
工学部T系



●本授業の目的およびねらい
大学受験の為に読む英語の文章は、「へぇ」「なるほど」と思えるような内容を含むもの

は少なく、英語を読む楽しさを経験することが極端に少ない。本講義を通じて、英文を読

む楽しさ、知る楽しさを体験することを、第1の目標とする。            

 また、受験英語の欠点を補う上で、多読の必要性は言うまでもない。本講義では比較的

平易な文章を数多く読むことで、速読力・読解能力・要約力などの総合的な英語力の強化

を狙う。これが真の目標である。                         

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。                                   

                                        

                                        


●授業内容
集中力を維持させるため、本授業は2部構成で行う。                

                                        

前半(70分程度):テキストを用いた授業                    

 「食」は文化であり、我々が生きる上での一番の基本である。           

 本授業で用いるテキストは、世界の“DIETARY CULTURE(食文化)”を

テーマに書かれたものであり、各国各地域の国民・民族が何を、どのように料理し、どん

な作法で食べているか、あるいはタブーとしているのか、またそれは何故なのかなどを、

分かりやすく解説するものである。そこには食を取り巻く環境や歴史、宗教などが色濃く

映し出され、比較文化論をまさに味わうことが出来る。また、食にまつわる豆知識が増え

ることも楽しみの1つとなるだろう。                       

 授業では、全員が予習をしてくることは言うまでもない。具体的な進め方は、段落ごと

に任意に指名し、まず音読してもらい、その段落の要点ないしは要約を発表してもらう 

(要点抽出・要約方法については、1・2回目の授業で講師が指導し、3回目以降は必要

に応じてコメントする)。その際、文法・語法・発音指導等を時間が許す限り行う。  

                                        

後半(20分程度):配布プリントを用いてのペア・ワーク。            

 毎回、配布プリントを用いて速読の訓練を行う。主に行うペア・ワークは、辞書等をな

るべく用いないで配布した英文を速読し、その内容をパートナーに伝えるものである。題

材は、身近で誰もが興味を持つような内容(手相や心理テストなど)の文章を扱う。  

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
出席率、授業参加度、及び学期末試験の成績を総合して評価する。          

                                        

                                        



●教科書
A GLOBAL TOUR OF DIETARY CULTURE        

大久保久利・Blake Baxter                      

SEIBIDO                                 


●参考書
教室で指示する。                                

                                        

                                        

                                        


●注意事項
教室で指示する。                                

                                        

                                        

                                        



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