●授業内容
集中力を維持させるため、本授業は2部構成で行う。
前半(70分程度):テキストを用いた授業
「食」は文化であり、我々が生きる上での一番の基本である。
本授業で用いるテキストは、世界の“DIETARY CULTURE(食文化)”を
テーマに書かれたものであり、各国各地域の国民・民族が何を、どのように料理し、どん
な作法で食べているか、あるいはタブーとしているのか、またそれは何故なのかなどを、
分かりやすく解説するものである。そこには食を取り巻く環境や歴史、宗教などが色濃く
映し出され、比較文化論をまさに味わうことが出来る。また、食にまつわる豆知識が増え
ることも楽しみの1つとなるだろう。
授業では、全員が予習をしてくることは言うまでもない。具体的な進め方は、段落ごと
に任意に指名し、まず音読してもらい、その段落の要点ないしは要約を発表してもらう
(要点抽出・要約方法については、1・2回目の授業で講師が指導し、3回目以降は必要
に応じてコメントする)。その際、文法・語法・発音指導等を時間が許す限り行う。
後半(20分程度):配布プリントを用いてのペア・ワーク。
毎回、配布プリントを用いて速読の訓練を行う。主に行うペア・ワークは、辞書等をな
るべく用いないで配布した英文を速読し、その内容をパートナーに伝えるものである。題
材は、身近で誰もが興味を持つような内容(手相や心理テストなど)の文章を扱う。
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