●本授業の目的およびねらい
ドイツ語をI期目に学ぶ学生を対象とし、一貫した授業計画に基づいてドイツ語に関する
基礎能力と運用力を養成します。「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバランス
よく総合的に身につけることを目ざします。
また、ドイツ語世界が身近になるように、視聴覚メディアなどを通じて文化・風俗・歴史
・社会事情などについても学び、国際的視野を涵養する一歩とします。
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●履修条件あるいは関連する科目等
同一の教員による、月曜2時限との連続授業。
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●授業内容
この授業で使用する教科書『アプファールト スキットで学ぶドイツ語』は、楽しく生き
生きとしたドイツ語を学ぶことを目的としています。アプファールトとは「出発」を意味
しており、ドイツ語の世界へ向けて「出発」することができるようにという意図が込めら
れています。主人公ナナはミュンヘンに留学した日本人女子学生で、彼女と周囲の人々と
のかかわりを通して、ドイツの日常生活がかいまみえる構成になっています。
また、副教材として『楽しいドイツ語トレーニング』を用い、練習を積み重ねて、実用的
なドイツ語を身につけることに役立てたいと考えています。
授業の具体的な内容は次のとおりです。
パートナー練習、ドリル練習をふんだんに用いて、積極的に授業に参加し話す力を身につ
けると同時に、多くの聴き取り練習によって聴く力とそれに反応する力を養います。さら
に繰り返し書くことによって知識を確実にし、話す能力・聴く能力を高めましょう。
おおよその授業の進行は、1.会話を聞く、2.模範に倣って練習、3.パートナーとの
役割練習、4.意味理解、5.文法理解、6.練習問題、7.文章理解、などです。
1課につき約6回(三週間)の授業時間を予定しています。
アクティブな自己表現を目指しますので、前回に学んだことを復習し記憶に焼き付けるた
めの小テストを毎週一回行います。また、間違ったところは次回までに20回ずつ書いて
再度提出していただき、一人一人の習得状況をチェックしながら、積み重ねを重視して授
業を進めます。
授業の合間にドイツの色々な話を織り込みながら、時にはビデオを見ながら、皆さんが是
非一度ドイツへ行ってみたいな、という気になるような授業にしたいと考えています。
一年間一人の教員が同一の教科書を使って担当します。
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●成績評価の方法
週一回の小テスト、授業への参加度などにより、主として平常点で評価します。
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●教科書
飯田・江口『アプファールト スキットで学ぶドイツ語』(三修社)
太田・明石・櫻井『楽しいドイツ語トレーニング』(三修社)
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●参考書
なし
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●注意事項
連続授業なので、毎回きちんと出席し、小テストを受けること。
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