2007年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化T

●科目名
中国語1
●主担当教員名
櫻井 龍彦

●単位数
1.5単位

●開講時期
T 期
火・2
●対象学部
情報文化学部(自然)
理学部
医学部
農学部
CH7



●本授業の目的およびねらい
中国語の初級段階を総合的に学習し、音声面・文法面・表現面において中国語の全体像が

つかめるような基礎的能力の養成を目標とする。                  

この授業においては、音声面における体系と音声変化の法則を身につけ、さらに基礎的な

文法を習得する。教科書に基づいた理論的な説明だけでなく、身近な分かりやすい実用的

例文を多く学習すること、語順・基本文型について日本語との比較を行うことにより、中

国語の基礎固めを達成する。また、言葉の勉強を通じて、中国社会の現状や中国人のもの

の見方や考え方などについての理解も促す。                    


●履修条件あるいは関連する科目等
中国語2とともに履修すること。                         

                                        

                                        


●授業内容
中国語は声調言語(tone language)であり、強勢アクセント      

(stress accent)を主とする英語などとは音声面で大きく異なる。   

また高低アクセント(pitch accent)を主とする日本語では二音節以上の 

単語内部で相対的に音が上がったり下がったりするのに対し(例:はし[橋−箸])、 

中国語では漢字1つ1つが固有の高低をもっているため、声調を間違えると違う漢字の発

音となり、意味が正しく通じなくなってしまう。                  

従って、この中国語1の授業では、まず各音節を声調を伴って正確に発音できるように 

授業をすすめていく。具体的な授業内容は以下の通りである。            

                                        

  1.中国語概説                               

  2.声調                                  

  3.単母音                                 

  4.子音                                  

  5.複合母音                                

  6.声調変化 ほか                             

  7.人称代名詞、指示代名詞 ほか                      

  8.疑問詞疑問文の文型 ほか                        

  9.動詞述語文の文型、所有を表す“有” ほか                

 10.形容詞述語文、助数詞 ほか                       

 11.語気助詞“了”、助動詞(2) ほか                   

 12.数量、時点の表現 ほか                         

 13.まとめ・復習                              

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
原則として学期末試験によるが(80%)、出席状況(全体の三分の一を欠席すれば受験

資格を与えない)及び平常の学習態度も参考にする(20%)による。        

授業時における教員のアナウンスに十分注意すること。               



●教科書
尹景春・竹島毅『《最新版》中国語はじめの一歩』(白水社)            

                                        

                                        


●参考書
必要に応じて授業で紹介する。                          

                                        

                                        

                                        


●注意事項
クラス指定                                   

                                        

                                        

                                        



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